PULL式である(読み手が主体的にアクセスする必要がある)WEB社内報において、アクセス数を上げるために重要なのが、告知活動です。
この告知活動をおろそかにしてしまうと、読者はいつ更新されているのかも分かりません。また、たとえリニューアルを行っても読者に見に来てもらえないことには気が付いてもらえません。
ではどんな告知活動すれば、より読者に読んでもらえるの社内報となるのでしょうか?具体策を事例とともにご紹介します。
1.イントラなどに設置しているバナーのデザインリニューアル
WEB社内報入口でもあるバナーのデザインをリニューアルしてみましょう。
よく見慣れたイントラ画面のバナーが変わると、目新しさで「見てみようかな」と読者からアクセスしてもらいやすくなりますので、PV数アップには非常に効果的です。
下の表は、ある企業のWEB社内報PV数/(月)の推移を表しています。
吹き出しで示した月の初旬にバナーのデザインリニューアルを行ったところ、格段にPV数がのびました。その後PV数は徐々に減少していきましたが、再度のバナー更新によりPV数は回復しました。
この結果から、この企業では今後も定期的にバナー更新を行っていく予定です。
このように、アクセス数(PV数)アップには、バナーデザインの定期的なリニューアルがおすすめです。
2.メルマガで更新告知
メーリングリストなどを活用し、WEB社内報更新メルマガを行ってみましょう。
メルマガのポイントは下記の3つです。
□WEB社内報のURLを貼り付ける
必ずWEB社内報直通のURLを貼り付けるようにしましょう。記事ごとにURLをつけてあげても親切です。
□特集や人気企画などの紹介を載せる
見出しをつけるなど工夫をして、読者が読みたくなる紹介文を心掛けましょう。
□更新当日にメルマガを送る
速報性がウリのWEB社内報ですから、告知活動も当日中に行うのがベター。編集部の心意気も伝わります。
3.(印刷社内報と併用の場合)印刷社内報で告知
印刷社内報とWEB社内報を併用している場合は、紙面でWEB社内報を紹介しましょう。
その際、紹介とともに直通QRコードをつけてあげるとより親切です。
4.(印刷社内報と併用の場合)印刷社内報とWEB社内報とが連動した企画を盛り込む
印刷社内報とWEB社内報を併用している場合は、それぞれの特性を理解した企画を立てていただいているかと思います。その上で、さらに双方を連動させた企画を盛り込むことで、印刷社内報の読者をWEB社内報へと誘導することが可能です。
たとえば、
(印刷社内報)社長×新入社員座談会を掲載/WEB社内報への誘導キャッチ「紙面に載せきれなかったこぼれ話はWeb社内報で!」→(WEB社内報)座談会でのこぼれ話を紹介し、さらに理解を深めてもらう。
上記企画では、印刷社内報の企画の続きをWEB社内報で紹介するという流れを構築しました。
この方法で読者が印刷・WEB社内報の行き来を誘導することができます。この時、それぞれに「本誌に載りきらなかったこぼれ話をWEB社内報で紹介しています」などの紹介文を入れることを忘れずに。
いかがでしたでしょうか?
まずはできる工夫から始めてみてください。
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【執筆者】
ディレクター 後藤