みなさん、こんにちは。
桜も開花し、春がやってきましたね。
春といえば、ご担当者さまが社内報で「新入社員紹介」や「入社式レポート」の記事を制作する季節です。
そこで今回は、
新入社員の紹介ページを作るときのポイント
についてお話したいと思います。
題して『基本PROFILE紹介だけで終わらせずに、ひと工夫を!』
1)基本データは必須です
まず、そもそも社内報で、なぜ新入社員の紹介をするのか……
それは、新しく仲間となる方たちを、
現在いる社員のみなさんに覚えてもらうことが主な目的です。
ですから、名前、生年月日、出身地などのデータは必須になってきます。
2)質問項目は熟考しよう
続いて、基本データだけでは味気ない!と感じるご担当者さまは、
他にもアンケート項目を付けることでしょう。
そこで気をつけていただきたいのが、その目的です。
新人の人柄を紹介することにプラスして、
もうひとつの目的が
配属先などの部署で、先輩まじえて誌面を見ながら、
新入社員を中心に“会話”や“コミュニケーション”を促す
これが社内報の「新入社員紹介」の2つ目の目的です。
ですから「趣味は?」「特技は?」といった聞き方ではなく
「今ハマっていることは?」「マイブームは何?」のように
聞いてあげましょう。
すると、意外な答えが聞けて会話も盛り上がるかもしれません。
また、業種によっては
「学生時代の卒論のテーマは何でしたか?」など、
仕事面でも関わるような話に発展できるQ&Aを載せても良いかもしれません。
3)個別アンケートの他に、
集計してグラフ化できる質問を!
1・2でお話したような構成に顔写真をプラスして
社内報の「新入社員紹介」をする担当者さまは多いでしょう。
ここで、ワンポイント。
新入社員全員を1つの“グループ”と捉え、
そのグループの実態(生態!?)が分かるグラフなどを付けてみてはいかがでしょうか。
たとえば、
「今年の新入社員をアンケートで大解剖★」と銘打って
血液型…A型が60%、O型39%、AB型が1%「なんとB型は0人でした!」
初任給の使いみちが貯金の人…全体の45%!
「昨年の30%より大幅UP、今年の新入社員は堅実派が多いようです」
など。
これは、単調になりがちな「自己紹介」ページに読み応えを持たせるため、
そして、歳の離れた上司が読んだとき、
若い社員のおおまかな特徴が分かり
“ジェネレーションギャップ”を埋めるためでもあります。
4)会社全体の一体感や
「ウェルカム!」な雰囲気を打ち出そう
1~3は「新人たちを社内に紹介する」ことが目的でしたが、
社内報の「新入社員紹介」で忘れてはいけないことは
「今いる新人たちが、新人たちへの歓迎の気持ちを表明する」です。
小さな囲み記事でも大丈夫ですので、
例えば「先輩たちからのwelcome手描きメッセージボード」のようなコーナーを作り
「これから一緒に頑張っていこう!」という思いを
掲載してみてはいかがでしょうか。
これからの季節に発行する社内報は、
新人たちが初めて手にすることになる「社内報」です。
「この会社を選んで良かった」と思ってもらい、
ますます社内が一丸となれるようなページ構成にすることをお勧めします。
というわけで、社内報の「新入社員紹介」のポイントについてお話しました。
ぜひ、参考になさってください!
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執筆者ディレクターA