社内報ご担当者の皆さん、こんにちは。
社内報の冬号、年明け号に向けての編集会議や準備期間でもあるこの時期に、
社内報の内容をより良くするためのアドバイスとして
「企画シート」の重要性をお伝えします。
企画会議・編集会議では各自が企画シートに記入して
全員で共有→話し合いの場を活性化させましょう。
これは「企画シート」のフォーマットです。
社内報でやってみたい企画を考えるとき、
この空欄を埋めていくとスムーズです。
編集会議には、この用紙に書き込んだ
「次号で掲載したいネタ」を皆で持ち寄って
話し合うようにしましょう。
では、以下実例を交えてご説明します。
1
掲載したい企画の
内容を考えます
たとえば「ゴルフ同好会」の紹介をする企画の場合。
そこに何を載せたいか「内容欄」に書き出していきます。
(例)
・メンバー全員で撮ったコンペの時の集合写真
・コンペの結果発表(表にして分かりやすく)
・代表者のレポート文(200文字くらい?)
2
その記事は、誰に、どんな目的で伝えたいのか
再確認してください
このページの目的は何でしょうか。
ゴルフ同好会について、社員に知らせることでしょうか?
だとしたら、このページを作ることにおいての「効果」は?
日々の業務以外にも「社員の繋がり・連帯感」を作る場があることを
社員に知ってもらえることでしょうか?
または、休日でも和気あいあいとしていることから
「長く勤められそうな、良い会社だな」と
帰属意識を高めてもらうことでしょうか?
3
企画意図・目的が伝わる
タイトルを考える
一番大切なのは、タイトルです。
上記の「目的・効果」をできるだけ分かりやすく伝える
キャッチーな言葉を考えます。
そして、出来上がったのが、下の企画シートです。
(クリックすると拡大できます)
頭のなかにある考えを編集会議の場において「口頭で発表」するのは
おすすめしません。目的や意図している効果がブレるからです。
ちなみに。
「ゴルフ同好会」を社内報で取り上げる一番の「目的」が
“新メンバーに参加してほしい”ときは、
上に書いたような企画シートでは、駄目です。
上記と同じゴルフコンペの写真を使いつつ、
文面は全く違うものになります。
下が、その例です。
目的をしっかり反映できる企画を考えるための
「企画シート」です。
いかがですか?
まったく同じ「ゴルフ同好会」の紹介記事でも、
目的や効果を意識して企画シートを埋めていくことで、
まったく違う「企画」が2つできました。
皆さんも、ぜひ参考にしてください。
執筆者/ディレクターA「週末は沼津漁港で寿司をたらふく食べてきました」
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