社内報ご担当者の皆さん、こんにちは。
年始から配布する新年号も校了して、
ほっと一息ついていらっしゃる頃ではないでしょうか。
今回は、社内報の企画の中でも、
担当者さんのアイデアを形にしやすい「対談」について
お話ししたいと思います。
「対談」ページを企画するとき
こだわってほしいこと
「対談」のキモは、誰と誰を対談させるか。
コンセプトをしっかり考えた人選にすることに尽きます。
「社内報で対談かぁ…。想像できないな」という方は、
身近なところからヒントを得てみましょう。
たとえば、長寿番組の『徹子の部屋』。
これは、司会の黒柳徹子さんが、ゲストを呼んで対談していますが
ゲストの人となりを、徹子さんが軽妙なトークで引き出しています。
つまり、黒柳さんは聞き手となり、相手に素直な質問・感想をぶつけています。
対等の立場の人間が対等に語り合うだけが対談ではなく、
どちらかが聞き手となる対談もありますよね。
上記をふまえて、話を社内報に戻します。
「聞き手」に徹する対談では
1)社長(話し手) × 新入社員(聞き手)
2)リーダー歴の長いベテランリーダー(話し手) × 新米リーター(聞き手)
などが人気企画です。
1)では、新入社員が直接社長室におじゃまし、新人&若さゆえに(!?)
聞くことのできる質問を社長にぶつけ、率直な意見を引き出すことができます。
2)は、新米リーダーの「お悩み相談室」のような体裁はどうでしょうか?
実際の現場で戸惑ったり、チームをまとめる上での改善点を
ベテランリーダーに助言を求める形でQ&A方式で対談してもらいます。
ふたりの共通項は「リーダー」です。
部署が違っても、所属店舗が違っても、
“リーダーである”ことで分かり合える話は多いですし、
誌面を読んだ別のリーダーも、参考になるかもしれません。
対談は、いろんな切り口で、さまざまな企画に成り得ます。
ぜひ、一度、トライしてみてください。
執筆者/ディレクターA「ブラックフライデーに踊らされ、通販サイトで散財してしまいました」