社内報をしていると「困った!どうしよう!」という場面に出くわすことありますよね?
今回は、実際にあった社内報ご担当者さまの「困った!」という事例をご紹介しながら、その具体策をご紹介したいと思います。
ぜひご参考ください。
こんなときどうする? ~困ったときの具体策~
CASE1 指示(期待)通りの誌面が上がってこなかったら?
制作スタッフと目的・ターゲット・内容の共有ができていない可能性があります。できるだけ早い段階で修正を依頼しましょう。
その際、仕上がりイメージに近い市販の雑誌を用意する、ニュアンスの部分はできるだけ直接話すか、電話して伝えましょう。
ポイントは、メールだけや電話だけなどで済まさず、具体的な目で見えるイメージと言葉で「こうしたい!」という熱量を伝えることです。
ここに注意!
予算やスケジュールの都合でどうしても難しい場合があります。その場合は何を優先すべきか(スケジュール優先、予算優先、クオリティー優先など)を明確化した上で、どこを削り、調整するか制作スタッフと話し合いましょう。
CASE2 それでも思い通りのものが上がってこなかったら?
スケジュールや予算を考慮しても納得できるものがあがってこない場合、制作スタッフの力量の問題の可能性があります。予算に見合わないと判断したら、スタッフの見直しなどをする必要があります。エンカウントでは、ご予算に合わせて、さまざまな制作スタイル体制を整えて皆様からのお問い合わせ・ご依頼をお待ちしています。
ここに注意!
自分好みのものにしようとしていませんか? 自分の考える「かっこいい」「かわいい」などの最善を目指すのではなく、媒体としての「質」を高めることに目を向けましょう。
「かっこいい」「素敵だ」などの感覚は性別や世代によって人それぞれ。自分が思っているより人の感性には違いがあものです。これを前提にすれば、デザインの見方が変わってきます。
CASE3 ある程度進んだ段階で、上司からダメだしが出たら?
企業風土にもよりますが、確認済みのページにダメ出しをすると、予算やスケジュールに大きな影響を与えることを事前に伝えるておくことがポイントです。
その上で、後工程に影響が出そうなジャッジ・ポイントでは、要所要所で上司の確認を取るようにしましょう。
定期発行物である社内報は、一度上司のダメだしでひっくり返ってしまっても、号を重ねるごとに改善も目指すことができます。「上司とはそういうものだ」とあきらめず、改善を目指すことで、担当者様自身の今後の業務にもかかわっていくことでしょう。
エンカウントでは、ディレクターが担当者様と共に考え、知恵をしぼり、同じ気持ちで社内報を制作させていただきます。細かな事でも、何でも相談していただけるような関係性でお仕事をさせていただいております。
いかがでしたでしょうか?
少しでも社内ご担当者さまの作業軽減につながれば幸いです。
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【執筆者】
ディレクター後藤
髪切りました。