社内報担当の皆さま、こんにちは。
会社ではご両親と同じくらいの年齢の上司がいたり、またはその逆でお子さんくらいの年代の後輩がいたりと、幅広い人たちが働いています。
少子高齢化が日本の社会問題として取り上げられることが多くありますが、
定年退職の年齢を延長、なかには撤廃する企業も見られ、
活躍するベテラン社員が増えています。
そんなベテラン社員に社内報に登場してもらう企画を今回はご紹介したいと思います。
ベテラン社員のインタビューを載せてみよう
新卒入社してからどのような社会人生活を送ってきたのかを紹介する企画です。
例えば、私の新人時代、課長時代といった時間軸を切り口にするのもアイデアの一つ。
どんなベテラン社員も若手時代を乗り越えて現在に至っているものです。
どのような業務に携わってきたのか、仕事に対する思いなどを当時の時代背景を交えながら語ってもらうと、若手社員に対して「そうだったんだ」という気付きを与えることができます。
定年を延長した社員にメッセージを寄せてもらう
皆さんの会社に定年を延長して仕事を続けている方がいらっしゃるようでしたら、
ぜひ社内報に登場してもらいましょう。
定年を迎えた後のセカンドライフの過ごし方や仕事への向き合い方を紹介する記事は、
同年代の人たちにも参考になるはずです。
会社の制度も合わせて紹介することで、ベテラン層だけではなく他の世代の社員に対しても伝えることができます。
健康コラムで“元気に働く”をサポート
食事、運動、睡眠など、健康に関連するコラムを掲載するのはいかがでしょうか。
ベテラン社員に限らず、健康はどの世代にとっても関心の高いテーマです。
健康でイキイキと仕事を続けるために、健康管理は仕事と同じくらい大切なことです。
健康診断の時期が近くなったら受診のお知らせをするだけではなく、
検診項目の解説したり、受診後の結果を今後どのように生かしたら良いのかなども誌面上で紹介するのも企画の一つになります。
他にも禁煙にチャレンジして成功した人の体験談や、食堂がある会社でしたら栄養士さんに旬の食べ物を使ったオススメレシピを教えてもらったりするなどして、あらゆる人を巻き込んで誌面づくりをすると、社内報も活性化します。
総務省は9月18日、敬老の日にちなんで「統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)」を発表しました。
これによると、高齢者の就業者数は、12年連続で増加し、730万人と過去最多となりました。
さらに、日本の高齢者の就業率は主要国で最高の水準に。
このような背景もあって、今後活躍するシニア層が増えていくことが予想されます。
あらゆる世代が読者であり、そして誌面に登場できるのが社内報の魅力です。
世代を超えて社内報がコミュニケーションのきっかけになると良いですね。
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執筆者:ディレクター 高橋
万年筆を買いました。
少しずつランクアップしたいです。