社内報担当の皆さま、こんにちは。
社内報を創刊されるときに、どのような編集方針で制作していくのかを決められたかと思います。
実際に制作されている皆さまは知っていて当たり前のことかもしれませんが、
読者である社員が皆同じかというと…そうはいきません。
社内報を定着させるための一つの方法として「どのような編集方針に沿って制作しているのか」を発信してみてはかがでしょうか?
誌面で“編集方針”について触れてみよう
編集方針を誌面に載せて、読者に直接伝えてみましょう。
1ページふんだんに使って編集方針を伝えるコーナーでなくても、1/3ページといった小さなスペースでもかまいません。
表紙をめくってすぐは読者の目にもとまりやすいですし、
または最後のページに社内報の締めくくりとして、編集方針を編集後記と合わせて掲載するのもお勧めです。
また、企画内容によってもその中で編集方針に触れることもできます。
リードでさりげなく触れるのも良いですね。
他にも社内報に関する読者アンケートは編集方針に触れやすい企画の一つです。
読者からの意見に対して、社内報担当の皆さまがどのような編集方針で制作しているのか編集サイドの考えを伝える誌面も一つの切り口になります。
編集委員に“編集方針”を浸透させよう
積極的に社内報制作に協力してもらうためにも、ぜひ編集方針を共有することをお勧めします。
編集会議で集まる機会があるのでしたら、耳にたこができるくらい繰り返し伝えてください。
社内報への参加意識を高めるのはとても重要なことです。
ほとんどの皆さんが、日頃他の業務を抱えながら編集委員を担っていることでしょう。
編集委員の皆さまの協力があるとないのとでは、制作に大きな影響が出てきます。
協力者(味方)が多いと、物理的な作業負担はもちろんアイデアもたくさん生まれるものです。
企画内容を検討する際にも、編集方針が共有されていれば方向性がぶれにくくなります。
社内報を一緒に作っているというチームワークが生まれれば、さらに社内報に対する理解が深まり連帯感が高まることでしょう。
悩んだときは“編集方針”に立ち返ってみよう
社内報は本屋さんで売っている雑誌と違って、社員からお金を払ってもらうことはありません。
制作サイドと読者サイドの温度差がどうしても生まれてしまいます。
せっかく制作した社内報が机の上に放置されていると、
「あぁ、なんのために作っているんだろう…」と迷ったり悩んだりした経験はありませんか?
そんなときこそ、編集方針に立ち返ることをお勧めします。
お一人で制作されている場合は特にネガティブな意見に心が揺れてしまうこともあるかもしれません。
そんなときこそ編集方針に沿って信念を持って発行していると確認できれば、悩みも軽減されるはずです。
編集方針は社内報の骨格部分。とても大事な要素です。
社内報担当者がひとりよがりで発行しているものでは決してないはずです。
この機会に一度編集方針を読者の皆さまも含めて伝えてみてはいかがでしょうか。
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執筆者:ディレクター 高橋
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