小道具を使って、いつもと違う社内報に

「なんだか社内報がマンネリしているな…」「いい企画が思い浮かばない…」

そんなときは社内報に小道具を取り入れてみませんか? 小道具を取り入れることで、自然と新たな視点が生まれ、新企画につながることも…。また小道具によって季節感も簡単に演出できますので季刊が多い社内報にはぴったりですよ!

いくつかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

小道具1 ボード

このポーズ、雑誌などで見掛けたことはありませんか?

例えばボードに「今年の目標」「新年の一字」などを書いていただくことで、普段とはひと味違うビジュアルを作り上げることができます。さらに手書き文字は人柄や人となりが伝わるので一石二鳥。

ボードやプラカードの大きさは、写真にしても文字が読みやすい大きめの画用紙サイズがおすすめ。また、新年号であれば書き初めを手に持っていただいても良いですね。

 

 

 

小道具2 指差し棒

分かりにくい情報や、特に社員に理解してほしい情報などを伝えるときに効果的です。指差し棒のアイキャッチ効果で読者の視点を集めることができますよ。また指差し棒は「勉強」をイメージさせるモチーフですので、自然と読者は“学ぶ姿勢”で読んでくれます。

 

 

 

小道具3 傘

 

意外に思われるかもしれませんが、傘もよく使われる小道具の一つ。

 

 

 

 

 

 

屋外の撮影では雨天は敬遠されがちですが、左の写真ではあえて傘を指して撮影することで梅雨の季節感を表現しています

対して右の写真では、傘をウイルスから身を守る盾の比喩をして使われています。社内報であれば、例えばコンピュータウイルスなどのさまざまな企業リスク回避の比喩表現として活用できそうですね。

 

 

 

小道具4 道場着

剣道や柔道などの道場着は「修行」「入門」といったイメージを見るものに想起させます。このイメージを使って、「コンプライアンス道場」「危機管理対策道場」などの企画で活用すれば企画の訴求力も説得力も大幅アップ間違いなし。さらに剣道の段や色帯などで、ステップや段階を表現することもできます。

社内に剣道経験者や柔道経験者がいれば協力をお願いしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

小道具5 立候補者風のマイクやたすき

よくある部長の就任挨拶などを一工夫。マイクや手袋、たすきといった立候補者風の装いで、事業目標などを「マニュフェスト」として語っていただきましょう。立候補者に扮することでフレッシュやクリーンなイメージを与えることができるので、就任挨拶にはピッタリです。誌面も選挙ポスター風のデザインにするとさらに面白いですね!

 

 

 

小道具6 戦隊もの

「製品PR隊」「働き方革命隊」などの社内プロジェクトを、プロジェクトメンバーが隊員に扮してご紹介。戦隊ものとして表現することで、プロジェクトのコアとなる戦略を“必殺技”として、またプロジェクトが抱える問題点を“悪役”に例えることもできます。

もちろん、小道具であるスーツを揃えるのは一苦労ですが、読者に「ここまでやるか!」と言わせたいなら、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

小道具7 季節イベントもの

クリスマスやハロウィン、バレンタインデーなどの季節にあった帽子や小物などを取り入れてみてはいかがでしょうか? こうした季節イベントの小道具は、接客業や飲食業のPR同様、読者の関心を集めることができます。もちろん社内報ですから、社内コミュニケーションを伝えるような柔らかめの記事に取り入れたり、ただのコスプレにならないよう取り入れるなど、取り入れる程度には配慮が必要です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した中には簡単に取り入れられる小道具もあったと思います。 どうしても堅い記事が多くなってしまいがち。 社内報こそ、こうした遊び心を入れていきたいですね!

 

【執筆者】

ディレクター 後藤

わが家に新しいコタツがきました。なかなかコタツから出られません。