社内報担当のみなさん、こんにちは。
原稿を丁寧に作成したり、隅々までチェックをしたりしていても、
ミスがないかドキドキしてしまう…というのが担当者あるあるですね。
固有名詞などのチェックは公式文書などと照らし合わせてチェックできますが、
日本語の使い方は「知らないとスルーしてしまう」ミスの一つです。
今回は、間違えやすい表現をいくつかご紹介します。
×思いもつかない
○思いつかない or 思いもよらない
「思いもよらない」は「思いも寄らない」と書き、想像を超えるという意味です。
×過半数を超える
○半数を超える
「過半数」自体が「半数を超える」という意味になりますので、「超える」が重複しています。
×炎天下のもと
○炎天下
「炎天下」に太陽の日差しが強い空の下」という意味がありますので、「もと」が重複しています。
×汚名挽回
○汚名返上 or 名誉挽回
「挽回」とは、元の状態に戻すことを意味するため、不名誉な評判を取り除くことをいいたいのであれば「名誉挽回」です。
×煮詰まる
○行き詰まる
「煮詰まる」は本来、討議などが十分になされて、結論が出そうな状態です。
こういった表現は、書き手の言いたいことを読み手が察してくれる可能性はありますが、
不快感を与える可能性も否めません。
また、社内での信用が下がってしまう、若手社員が誤って覚えてしまい取引先などで披露してしまう、といった可能性もあります。
四字熟語や慣用句などは、特に使い方を間違えていないかもチェックしましょう。
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執筆者:ディレクター 河合
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