社内報担当の皆さま、こんにちは。
前回は、1月号・新春号の企画のアイデアについてご紹介しました。今回は続編として、制作時に気を付けたいポイントについて紹介したいと思います。
文章表現で気を付けたいポイント
今年を例にすると社内報制作時は2020年(令和2年)、発行時は2021年(令和3年)です。年をまたぐため、本文の日付記載が混在しないように注意しましょう。
当たり前のように感じられるのですが、意外と間違いやすいポイントです。
また年頭所感をはじめ、1月号に毎年恒例で記載しているトピックについては、コピペに見えない工夫をするようにしてください。企業理念や行動指針など、伝え続けなければならない内容はしっかり掲載しつつ、その年にしか言えないことを盛り込むのがポイントです。
タイトルやサブタイトル、本文中などの見出しなども、定型文や毎年同じものを使うのではなく、新年らしさを表せるよう工夫しましょう。
写真掲載で気を付けたいポイント
取材撮影時と発行時期が違うため、ストックしている写真を使用する場合には注意が必要です。役員メッセージなど固めの内容を掲載する場合は、スーツの写真が好ましい場合も考えられます。ここもとクールビズの期間も長かったり、ウォームビズを導入していたりと、掲載したい写真と異なることも考えられるため、企画内容に合わせた写真撮影ができるように準備を進めましょう。
進行管理の注意点
スケジュール管理はいつも以上に念入りに行うようにしましょう。
時短勤務、フレックスタイムに加えて、最近では在宅ワークの導入する企業が増えており、働き方も多様化しています。また年末年始は実労働時間も短いことから、仕事が立て込むことが想定されます。
原稿確認の時間は前もって計画を立てておき、社内報担当者として協力者の負担軽減を心掛けるようにしましょう。もちろん、社内報担当者さま自らが原稿を書いたり、写真を撮影したりと実作業をされることもあるかと思いますので、いつまでに作業を終えておかなければならないのか、ゆとりを持って制作にあたるようにしてくださいね。
納品スケジュールにも注意が必要です。印刷会社や運送会社、代行発送を検討している場合は、年末年始は休業している場合があります。せっかく社内報が完成したのに、社員の手元に届かないという事態が起きないように気を付けましょう。
いかがでしたか?
年末年始は何かと立て込む時期ですので、ゆとりをもって制作に取り組むようにしてくださいね!
<関連記事>
執筆者:ディレクター 高橋
寒くなってきたので、おでんを作りました。