新年号の校正で気をつけるべきこと

社内報のご担当者さま、こんにちは。
ご覧いただき、ありがとうございます。

2022年も年末が近づいていますね。
新年号の発行に向けて動き出している時期ではないでしょうか?
今回は、新年号の校正をするにあたり、気をつけるべきポイントをお伝えします。

 

気をつけるべきポイント①「あけましておめでとう」は、いつまで使える?

2023年1月に発行予定の新年号。新年のごあいさつで誌面がにぎやかになりますね。
ところで、新年のごあいさつは、いつまで使えるのかを考えたことはありますか?
地域差はありますが、1月15日までが「松の内」、つまり正月飾りを飾っておく期間とされているので、15日までは「あけましておめでとうございます」という挨拶が交わされます。

もし、社内報の配布日が16日以降になる場合は、注意するようにしましょう。
配布日の調整ができるのであれば、調整することを検討してもよいかもしれませんね。

 

気をつけるべきポイント②「昨年」とは、2021年? 2022年?


気をつけるべきポイント2つ目は、校正をする日は「2022年」ということです。
これによって「表記の間違い」が発生しやすいので、普段以上に注意しましょう。

例えば、表紙に日にちを載せる場合。
正しくは「2023年1月号」と表記されるべきところが「2022年」のままになっていないか。
また、誌面の本文中に「昨年」という単語が掲載されている場合。
新年号を校正する日は2022年なので、この日から考える「昨年」は2021年。
しかし、新年号が発行される日においての「昨年」は2022年になります。

したがって、もし誌面に「昨年の活動報告」などを載せる場合は、
2022年に行われた活動なのか、それとも2021年に行われた活動なのかを考える必要があります。
2022年の活動は「昨年の活動報告」、2021年の活動は「一昨年の活動報告」が正しいです。
もしくは、西暦で「2022年の活動報告」、「2021年の活動報告」と表記すると、読者にとって、より分かりやすくなるかもしれません。

 

気をつけるべきポイント③「来年」とは、2023年? 2024年?


気をつけるべきポイント3つ目は、校正をする日と同様、文章を書く日も「2022年」ということです。もし文章中に「来年」という単語を使用する場合、発行日における「来年」は2024年なので、2023年を想定して書かないように気をつけましょう。2023年は「今年」になります。

また年度始まりが4月の場合、2023年になっても「昨年度」は2022年と同様に使用できるので
「昨年」と「昨年度」で、混乱しないように注意しましょう。

いかがでしたか?
今回ご紹介した点に気をつけながら校正し、2023年を迎えましょう!

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執筆者: アシスタントディレクター H

2022年も残りわずか!しっかり締めくくり、
新たな気持ちで2023年を迎えたいですね!