近年、ドラマやニュースでも取り上げられることが増え、年々注目度が高まっている「コンプライアンス」。最近ではさまざまなSNSの普及により、従業員のコンプライアンス違反がSNSで投稿・拡散されたり、匿名で企業・個人の不正の告発がしやすくなっています。
正社員・非正規雇用を問わず、企業に属する従業員がコンプライアンス違反をすれば、社会的信用を失う大きなダメージとなり、最悪の場合は倒産に至る可能性もあります。それは、会社とは関係ない個人的の場であっても同様で、モラルに反するような発信・拡散は、会社の信頼性を損なうリスクがあるため、注意が必要です。違反が起きる原因は、法律に関する知識不足やモラルの欠如などさまざまで、身近に違反の可能性が潜んでいます。
従業員のコンプライアンス意識を高めるためにも社内報を活用し、周知徹底を意識していきましょう。
コンプライアンス=法令遵守。“企業が法律や社会範囲を遵守し、公正に業務を遂行すること”です。しかし近年では法令遵守を超えて、企業倫理や社会規範など、適用される範囲が拡大し続けているため、常にアップデートする必要があります。
身近な例はこちらから↓
社内報では、ただ法律や社内規定をそのまま記事として説明で伝えても堅苦しくなってしまい、何となくの理解で終わります。従業員一人ひとりが身近な問題として、自分事として捉えやすくなるような内容で掲載することが浸透させるための第一歩です。
「実務と関連づける」
「なぜそれを行なってはいけないのか」
「守らなかったらどうなるのか」
ということをポイントにおいて、法的根拠に沿って噛み砕いた内容で掲載することを意識してください。全員にコンプライアンスの重要性を植え付けるために、分かりやすく繰り返し伝えていきましょう。
◆コンプライアンスに取り組む企画案はこちらから↓
このほかにも、事例を漫画して掲載したり、従業員に向けてコンプライアンス意識調査を行い、結果を載せることも有効的です。
コンプライアンス遵守に取り組むことは、従業員を守ることや企業価値の向上にもつながります。正しい知識を社内報を通じて従業員に共有し、令和時代の企業として今一度姿勢を正しましょう。
<ディレクター吉田>
SNSで流れてきたことが、2.3日後には
ニュースで取り上げられていることが多々あります。
身近で手軽すぎるからこそ正しい理解が必要ですね。