新年度に変わり、各地で入社式が行われたという希望あふれるニュースが飛び交っていましたが、GWが開けた頃には退職代行業者の利用急増が話題に…。離職率を抑えることはどの企業にとっても大きな課題です。なぜ離職してしまうのか、原因を正しく理解して対策をする必要があります。
近年、『配属ガチャ』や『上司ガチャ』という言葉が生まれた背景には、若年層にとって職場環境や人間関係が退職を検討するに十分な理由となっていることが挙げられます。いずれにしても、離職率を下げるためには、従業員エンゲージメントの向上が必須!そのためには、企業理念やビジョンを明確にしながらも、“社内の雰囲気”を良くする工夫が必要です。そこに一役買うことができるツールのひとつが「社内報」。
社内報を効果的に活用することで、社員間の交流を深め、企業への帰属意識を高めることができます。今回は、社員間の交流ができ、コミュニケーションの促進へとつながる企画の一部を紹介します!
社員間のリレー企画は、参加者が次の登場者を指名することで、自然と社員同士の交流を増やすことができ、部署や拠点を越えた交流が生まれやすくなります。社歴や職位関係なく、幅広い社員が参加することができる点も魅力的。個人リレーのハードルが高い場合は、部署やチーム紹介などを取り入れてみましょう。他部署の働きを知ることで組織全体の連帯感の向上へとつなげることができます。
*拠点リレーのポイント:離れた拠点同士をつなぐヒント
実際に先輩たちがぶつかった問題に対しての今だから笑える失敗談や輝かしい成功談を紹介。事例に基づいてリアルな状況を伝えることで、上司や先輩に対して親近感が湧き、経験が少ない若手社員にとって、等身大の学びを得る機会にできます。
例)失敗談:何が原因でどんな失敗をしたのか、その経験を経て取り組んだことなど
例)成功談:成功させるために工夫したこと、社員一丸となって行動したことなど
一人をピックアップしたインタビュー記事もモチベーションの向上となりますが、複数人にスポットを当てた座談会は、部署や世代を超えてさまざまな立場の社員同士の価値観を共有する場にもできます。楽しい時間となるよう、事前にテーマや質問事項を共有しておきましょう。
*座談会のポイント:座談会は下準備が大切
その他、社員表彰や役員たちの新人時代インタビューなど…企画ごとに届けたいターゲットを明確にし、新入社員や役員だけに偏らず、全社員にスポットを当てることで各世代に響く内容を発信することができます。社内報を通して会社と社員の溝を埋めてコミュケーションの促進を図り、社内環境の改善へと役立てましょう。
*ターゲットは若手社員:新卒社員は「Z世代」。どんな企画ならためになる?
<ディレクター 吉田>
「〇〇ガチャ」の元となった、本来のカプセルトイは第4次ブーム。
街でも見かける機会がとても増え…
ついつい物色して気づいたら両替して回してます。。恐ろしい!