みなさん、こんにちは。
今回は
「社内報の企画・ネタを考えるときのコツ」
についてお話させていただきます。
社内報の担当になると「毎回ネタがマンネリ化しているなぁ……」と思うことはありませんか? 新しい企画を考えたいけれど、思いつかないとき、以下のことを参考になさってみてはいかがでしょうか。
コツは
「一見すると関係の無い2つのことをMIXして1つの企画にする」
という手法です。
例えば、「社内報 夏の号」に掲載する企画を考える場合。
———まずは、「夏」から思い付く単語やイメージを書き出してみます。
・海水浴
・夏フェス
・夏サミット
・ビーチ
・夏休み
・旅行
・晴天
・お出掛け
・アウトドア
・夏休みの課題
自由研究、観察日記、読書感想文etc
———続いて、春から夏にかけての社内行事や社内トピックを書き出してみます
・新入社員が入社して半年。配属が決まる
・暖かくなり、テニス同好会、ゴルフ同好会が週末に活動を再開した
・沖縄支社が発足2周年
・新事業部が出来た
次の作業は(ここからが担当者の腕の見せどころ!)上記の2つから、「目新しい企画だな」「面白そうな記事だな」と思ってもらえるような
“組み合わせ”を見つけ、タイトルを考えます。
以下、例です。
「新入社員が入社半年」と「夏休みの課題~観察日記」を組み合わせた場合
タイトル
入社から半年! 新人たちがレポートします
『職場観察Diary』
内容
4月に入社した新人たちが、配属された部署ごとに「先輩たちを見ていて感じたこと」「実際の職場に慣れてきて思うこと」「仕事の難しさ、大変さ、やりがい」などを感想文にして掲載します。
他部署の様子を共有できて横のつながりを意識できる他、中堅、ベテラン社員も「新人時代」を思い出すことができ、気持ちを新たに業務に励むことができる内容を目指します。
「同好会活動」と「夏サミット」を組み合わせた場合
タイトル
あなたはゴルフ派? テニス派?
『同好会☆夏サミット』
内容
ゴルフ同好会とテニス同好会の活動事例を、内容ごとに比較して、その魅力・楽しさを紹介し、新メンバー勧誘につなげたり「余暇活動」による社員の繋がりがあることを周知させ、帰属意識を高める作用を引き出します。
・活動サイクルは?
・同好会人数は?
・年齢層・男女比は?
・実際の活動中の笑顔写真を掲載し「笑顔度は?」「はっちゃけ度は?」「充実度は?」
他にも、「夏のお出掛け」と「沖縄支社開設2周年」を組み合わせて
『沖縄支社2周年記念! 夏休みお出掛け“めんそ~れMAP”』
と題し、沖縄支社のメンバー紹介、代表者様による「支社の取り組み」についての解説文、支社近辺の観光スポット紹介などを掲載するのも良いかもしれません。
読み手である社員の皆さんの目をひくには、
内容は硬くとも、タイトルで“遊んでみる”ことも大切です。
もし仮に上記企画の誌面タイトルを以下のようにしてしまった場合、
・新入社員の職場レポート
・同好会の活動紹介
・沖縄支社の取り組み
少し、インパクトに欠け、マンネリ感も出てきてしまいますよね…?
また、発行する季節を意識したタイトルにすることによって、誌面デザインも、その季節に見合った「色」にしたり、季節感があるイラストを挿入したり、普段と違った誌面になることでしょう。
以上、もしよろしければ、参考になさってください。
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執筆者:ディレクターA
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