今回は社内報制作時における校正のやり取りの中で、知っていると便利な校正記号についてご説明します。
校正記号のメリット
①必要最低限の記号で指示ができる上、共通言語として意思疎通が図りやすい
②間違いやミス、時間的ロスも減らすことができる
では、実際にご紹介します!
校正記号の書き方見本
特に社内報制作時によく使用するものを集めてみました!(画像をクリックすると拡大できます)
①文字を挿入する
文字を挿入したい箇所から引き出し線をひき、修正箇所付近の空きスペースに書き込みます。
②文字の方向を変える。
縦書きの場合、数字は横書きに直したほうが読みやすいです。
③文字を削除する
文字を削除したい箇所を指定して書き込みます。
④改行する
改行したいときは、この記号で書けばOK!
⑤句読点をつける
よく見落としやすい句読点も、これで見やすくなり修正漏れ防止に。
⑥1文字下げる
段落を変えたい時などよく使用します。
⑦行揃えを指定する
行揃えを「右揃え」「中央揃え」「左揃え」などで指定します。
⑧ルビをふる
「読みがな」のことをルビと呼びます。ルビをふりたい箇所を指定してルビを書き込みます。(ひらがな、もしくはカタカナ)
⑨反対にする
この記号で「悲しみも喜びも」→「喜びも悲しみも」に! これだけで簡単に伝えることができます。
⑩1文字変える
1文字変えたいときはこれでOK!
ポイント
・引き出し線は誤読を避けるよう、できるだけ交差させない!
・テープや付箋などは剥がれ落ちてしまったり、他の箇所が隠れてしまうのでオススメできません。
・空きスペースで書けない分量の指示が別紙とし、記号などで結びつけましょう。
覚えてしまえば、簡単&楽ちん! ぜひご活用ください。
(前回記事)社内報制作必須知識! 校正って何?
ディレクター 後藤
昔からどうしても、みたらしだんごが好きです。