発行を重ねるうちに社内報がマンネリ化してきた…ということありませんか?
マンネリ化を解消すべく、全面リニューアルを実践したクライアント様を参考事例に
どう変わったのか・どんな効果があったのかを今回はご紹介します。
事例1:
社内報担当者と弊社ディレクターの連携で成功!
担当者さまのやりたいこと・思いを弊社のディレクターがヒアリング。
これまでの企画も新しい企画も、読者である社員さんへ
よりアプローチできる内容へリニューアルしました。
社長やベテラン社員、新入・若手社員と、年齢・部署・経験値問わず社内報に登場することで
偏りがなく、1冊通して「社内全員が関係ある」社内報へ生まれ変わりました。
例えば社員の記事は、仕事のやり方の参考やモチベーションアップになります。
なかなか話すことのない方も多い上層部や他部署の方の記事は、
「自分がこれから何をしていくべきか」「自分の仕事はこのように貢献されているんだ」
などを知るいい機会になります。
それぞれの「リアル」を詰め込んだ社内報は
その会社に勤める人同士を近づける、社内コミュニケーションの場です。
「離職率を下げたい」「社員のモチベーションを上げたい」など、
まずはいちばんの発行目的を洗い出してみてはいかがでしょうか?
弊社ディレクターがその思いを汲み取り、企画をご提案します。
事例2:
統一感とメリハリで、
読者を飽きさせない企画・デザインで成功!
各コーナー、性格が異なる企画でメリハリをつけながらも、
デザインによって統一感を出すことに成功しました。
統一感を出すポイント
・毎号「テーマカラー」を設定。各ページにもこのテーマカラーを小出しで使用
・テーマカラーを使用した「カテゴリバー」を全ページ共通に配置
・「基本フォント」を設定
見出しや吹き出しで使うフォントは、記事内容に適したものを使用しますが
基本的に本文は同じフォントを使用して統一感を出しています。
メリハリを出すポイント
・ハード面とソフト面をバランスよく組み合わせたページ構成
企画内容としては、ハード面>>>>ソフト面という流れの1冊になっています。
以下はページ構成の例です。
P2-3 写真見開き裁ち落としのインタビュー記事(ハ)
>P4 文字量多め、写真少なめのレポート記事(ハ)
>>P5 切り抜き写真とイラストで遊びを効かせた部署紹介記事(ハ)
↓
↓
↓
P12 写真の多め・文字少なめ、関連会社の活動報告記事(ハ)
>>P13 上・勤続表彰、下・娯楽情報(ソ)
全体をハードなページで占めてしまうと読み手を飽きさせてしまいますが、
ソフトなページがあることで、社内報を読んでみようというきっかけになります
(詳しくは事例3で)。
・めくるたびに色にも変化を
似たようなページ・コーナーがないように、配色を彩り豊かにしました。
各項で変化はありますが、前述のように全ページのカテゴリバーによって
統一感は損なうことなくメリハリを出しています。
事例3:
意外と重要!ソフト面の充実で成功!
社内報は「離職率を下げたい」「経営理念を浸透させたい」などの発行目的を軸に制作します。
ですが、一見して「なくてもいい」と思われるソフトな記事を充実することが
実は閲覧率を上げるカギなのです。
社内報を受け取った方は、1ページ目から順に読むのではなく
まずはパラパラと全体に目を通します。
全体を見た中で目に留まるページがソフトな記事です。
ページ構成は、ハード>>>ソフトですが
読者が興味を持って読むのは、ソフト>>>ハードという場合が多いです。
(新聞の4コマ漫画をつい読んでしまうのと似ているかもしれません)
ソフト面の充実は、発行目的を達成するための入り口といえるでしょう。
社内報が読まれなくてお悩みの担当者さま、
ソフトな記事を充実するためにページを割いてみる
という考えにシフトしてみてはいかがでしょうか?
事例4:
社員が社内報に積極的になることにも成功!
リニューアルすると注目されるものです。
こちらのクライアント様は以下のことを実践したことで
社員さんが積極的になれた効果もありました。
デザインテイストの見直し
こちらのクライアント様、リニューアル前は女性好みのデザインで
男性からは好評とはいえない社内報だったそうです。
それを男女や年齢に偏りないのデザインテイストにリニューアルしたことで
幅広い層の方から興味を持って読んでいただける社内報に変わりました。
社員にスポットを当てる
「自分も社内報に出たい!」という社員さんが増えたそうです。
その理由は、
1:プロカメラマンによる撮影で、かっこよく撮れた写真を載せられること
2:社員のがんばりや思っていることをインタビューし、普段語れないこと・伝えたいことが載り、社内に伝えられること
↑会社の「いい」と「なぜ」を社員にインタビューした企画
普段は仕事上で関わる相手は限られますが、
「自分はこんなことをしている/してきた」「こんな風に思っている」
を広く伝えられることは掲載された方にとっても
やはりモチベーションアップにつながるようです。
可能性が広がり、認知度アップ!
弊社ディレクターから始まった新たな企画提案ですが
こんなことができるんだ!と社内報の自由度と可能性を知っていただくことができました。
以前よりも編集部員の方からの提案や意見も増え、積極的に取り組んでいただいています。
またリニューアルしたことで認知度もアップ。
「この社内報に自分も出られる!」と執筆者である社員さんに思っていただけるようになり、
原稿依頼も円滑にできるようになったそうです。
リニューアルをするならやはりいい結果を出したいですよね。
エンカウントは社内報専門制作会社です。
社内報に関するお悩みはぜひ弊社へご相談ください!
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執筆者:デザイナー・カミヤ