社内報制作では、ご担当者さま自らインタビュー取材を行うこともしばしば…。社内報ご担当者さまは多業務と兼任の方が多く、インタビュー取材に苦手意識を持っている方が多いようです。
そこで今回は、社内報ご担当者さま自らインタビュー取材を行う際の“取材の心得”をご紹介します! マナーや事前準備について詳しく解説しますので、ぜひご参考ください。
社内報 取材の心得
1 取材時間に遅れないようにしましょう!
あまり前ですが、取材の時間に遅刻することは避けましょう。
取材する側として、社内の方であっても先に約束の場所に着き、準備を整えてから取材対象者を迎えるようにしましょう。
これは取材を行うときの最低限のマナーですよ!
2 取材対象者のプロフィールなどを事前に調べておきましょう
社内の方であれば、社内経歴はもちろん、分かる範囲で趣味や出身地などプライベートな情報を知っておくと話が弾む場合があります。
また、取材対象者が「マナーに厳しい」と「気さくな方でおもしろい話が好き」では、事前準備も変わってきますので、社内で知り合いの方がいたら、ぜひ「○○さんってどんな方ですか?」と人柄を聞いておくのがオススメです。人柄を知っておくことで、インタビュー取材前の不安な気持ちも軽減できます。
3 掲載記事や著書などがあれば、可能なかぎり目を通しておきましょう
社外の方などに取材を行う場合、著書や雑誌掲載記事などを読んでおくと良いでしょう。
著書などを出版されている方は取材慣れされている場合が多いため、同じような質問・同じような回答になってしまわないよう、質問内容にも質が必要です。社内報としてどんな事を聞くべきか、事前によく考えておきましょう。
4 取材分野について、可能な限り下調べをしておきましょう
自分とは違う業務を担当されている方や社外の方の取材を行う場合、対象となる取材分野の動向を下調べしておくのが暗黙のルール。
業界の常識や大きな動向を知らないままの取材では、内容が薄くなってしまいますので、取材分野のニュースや最新動向などは最低限チェックしておきましょう。
しかし、知ったかぶりは厳禁。取材中分からないことが出てきたら「すみませんが、もう少し詳しく教えてください」と素直に伝えましょう。まずは社員に情報を届ける取材者自身がよく理解することが大切です。
5 取材時間をむやみに長引かせない
取材対象者の皆さまは忙しい中、インタビューの時間をとってくれています。事前にお願いした時間をむやみに延長しないようにしましょう。
「終了予定時間になったのに、ぜんぜん聞きたいことが聞けていない!」なんてことにならないようインタビュー前に全体の時間配分を想定して、できる限り時間内に終えるようにしましょう。
原稿の起承転結のイメージを持って取材を進めていくなかで、「十分な話を聞けた」と思ったときは取材を早めに切り上げてOK。しかし、まとめや「結」のイメージができないようなら時間の延長が可能かお伺いを立ててください。その際、「あと10分程度お話を伺ってもよろしいでしょうか?」と具体的な延長時間を伝えましょう。けして無言で延長しないように気を付けましょう。延長できない場合は、後日あらためて質問しても失礼ではありませんのでご安心を。ここでも、むやみに質問をふるのではなくある程度原稿をまとめた上で不足分のみを伺うようにしましょう。
いかがでしたか?
ぜひ今回ご紹介した“取材の心得”実行してみてくださいね♪
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【執筆者】
ディレクター 後藤
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