社内報担当の皆さま、こんにちは。
社内報制作にあたって、企画の立案、取材、ライティング、校正、写真撮影などあらゆる業務がありますね。
どれも大切なお仕事ですが、これらの基本となるのが情報取集です。
情報集めが狭くて浅いと、顔見知りや身内ばかりといった誌面になってしまいます。
そこで今回は、情報収集のコツについてご紹介したいと思います。
会社で何が起こっているのかを知ろう
皆さんは会社のことをどのくらいご存じでしょうか。
ご自身が担当している業務には精通されているかもしれませんが、意外と知らないことが多いかもしれません。
発行目的によって異なりますが、社内報の企画を考える上で会社の情報に関する内容は外せない項目のひとつです。
会社の情報には、以下のようなものが挙げられます。
・経営状況
・営業方針
・各部門の事業内容
・組織図
・各拠点の所在地
・自社製品またはサービスの概要 など
ホームページには、企業理念や沿革などが掲載されていることが多いため、概要を把握するのにピッタリです。
プレスリリースやニュースリリースを発信されている場合は、これらの情報も社内報に役立ちます。
会社案内、新卒向けのパンフレット、商品や製品情報のパンフレットなどといった対外的に発行しているものがあったらぜひチェックしてみましょう。
もちろん社内のイントラネットや掲示板などがあるということでしたら、
そちらに掲載されている情報が社内報に活用できないかを検討してみましょう。
情報源の部署に出向いてみましょう
情報源となる部署の人に直接お話しして教えてもらうことが大切です。
ご自身で調べることはとても大切なことですが、当事者ではないため間違って理解していることも考えられます。
関係者に聞くことで情報を裏づけするようにしましょう。
遠くにいる場合で、直接お会いするのが難しければ電話でもOKです。
お話を伺った結果、その時は社内報の企画に結びつかなかった…そんなこともあるかもしれません。
そんなときは、「何か情報がありましたら、社内報担当までご一報ください!」と声掛けしてみましょう。
日頃から社員と関係構築をしておくと、「この人なら協力してもいいかな」と思ってもらえるようになるかもしれません。
情報の取り扱いに注意しましょう
社内報の制作を担当していると、経営に関する情報や会社事情を、
他の社員より早く知る可能性もあります。
入手した情報は、公開されているものもあれば、一週間後なら公表していいものもありますし、担当者限りで非公開にしてほしいなど様々なケースが考えられます。
そのため、情報の取り扱いについて十分に注意して、慎重になることが肝要です。
必ず担当者に確認、必要に応じて上司に報告・相談するようにしましょう。
日頃の情報収集は、とても地道な作業であり、すぐに企画に結びつかないことも多くあります。
しかし、継続して続けていくことで、社員との信頼関係が少しずつ構築され、漢方薬のようにじわじわと効果を発揮する日がきます。
春の人事異動で、社内報担当になったという方もいらっしゃるかもしれません。
「社内報って言われても何をしたら良いの?」とお困りの皆さま、弊社ブログでは定期的役立つ情報を発信しているため、ぜひチェックしてくださいね。
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執筆者:ディレクター 高橋
週末は自転車を乗り回しています。