社内報担当の皆さま、こんにちは。
社内報を制作するにあたって、読者である社員の皆さまの協力は必要不可欠です。
今回は社員参加型の誌面にするためには、どのような方法があるのかをご紹介します。
社員が登場しやすい企画を増やしてみましょう
社内のコミュニケーション向上は社内報発行の大切な役割の一つです。
社員の皆さまが参加しやすいコーナーをつくってみましょう。
例えば、
・ランチスポット紹介
「○○課長が足繁く通う、おすすめのサラ飯」
・観光地紹介
「大型連休にピッタリのおすすめスポット」
・本・音楽・映画などの紹介
「できる営業は読んでいた、仕事に役立つ一冊」「リラックスタイムにピッタリの音楽・映画」
このように、直接業務に関係のないコーナーの方が気軽に参加してくれることも。
お顔写真も提供していただき併せて紹介すると、誌面もぐっと華やかになります。
中にはお顔写真を掲載することに抵抗感がある人もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は家族自慢コーナーやペット自慢コーナーにして、ご本人以外の写真を掲載するという企画に参加していただくという方法も参加してもらえる可能性が高まります。
「誌面登場=ステータス」に感じてもらいましょう
原稿執筆、写真提供、取材など、協力してもらうにあたって、社員の皆さまには業務の合間に対応していただくことになります。
社内報担当の皆さんも、仕事が忙しいから、面倒だからと断られた経験もあるかもしれません。
依頼する時は、社内報に掲載されることのメリットをきちんと伝えるようにしましょう。
登場してくださる方がどのような方なのか、お仕事内容やパーソナルな面、企画によって多角的に紹介することができるのが社内報です。
同僚だけではなく、他部署、さらには経営陣の目にも触れることも考えられます。
同僚から「○○さん、載ってたの見たよ!」と言われたり、家族から「パパ頑張ってるんだね」「ママ楽しそうな会社で働いているんだね」と言われたりすると、本人も嬉しいものです。
形にも残ること、記念にもなるということを原稿協力時にしっかりとお伝えしましょう!
アンケートを実施しましょう
編集部内のみで掲載企画を検討されている場合、
誌面にアンケートコーナーをつくって、社員の声を集めるようにしましょう。
アンケート項目には、良かった企画や面白くなかった企画などを書いてもらうと良いですね。
記述式だと回答する側の時間がかかるため、選択式にして気軽にアンケートに答えてもらえる工夫も大切です。
「こんな企画をつくってほしい」という項目もアンケートに盛り込みましょう。
自分の提案した企画が採用されたとわかれば、社内報への参加意識も高まります。
アンケートに答えるとプレゼントが当たるなど、ちょっとした特典を付けると収集率も高まります。
予算に応じて検討するのも一つの手です。
社内報は社内のコミュニケーションツールの一つとして有効な手法です。
社内報編集担当で完結するのではなく、社員の皆さまを巻き込みながら参加したくなる社内報を目指しましょう。
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執筆者:ディレクター 高橋
紫外線がより気になる季節になりました。