社内報担当者の皆さん、こんにちは。
今回のブログは、皆さんからよく相談を受ける
「部署紹介」ページの“マンネリ化”問題について
解決策を考えてみましょう。
お悩み1
毎回、質問内容が似てしまいます!
解決策
部署の特性をリサーチした上で、
質問項目を考えましょう。
たとえば「業務内容の紹介をお願いします」とだけ書いて
原稿の依頼をしてしまっている人はいませんか…?
これでは、毎回、誌面に載る質問項目が似通ってしまうのを
避けられません。
まずは、担当者様が、紹介する部署について調べることから
スタートしましょう。
その上で、具体的な質問を投げかけるようにします。
<実例集>
(× 良くない例)
「能力開発推進部」の業務内容を教えてください
(〇 良い例)
「能力開発推進部」が最も注力している「階層別研修」について、
どのような趣旨で、最終目的をどこに設定して取り組んでいるか
教えてください。
お悩み2
部署のメンバー紹介が毎回マンネリ化してしまいます。
解決策
アンケート用紙をもらった社員が
“答えやすいような”聞き方をしましょう。
自己紹介は、個性が出る内容であるにも関わらず、
毎回「聞き方・デザインの見せ方」に手を抜くと、
マンネリ化してしまいます。
まずは、質問をよく練って、
担当者が部署の皆さんの個性を“引き出す”くらいの気持ちで
取り組みましょう。
<実例集>
(× 良くない例)
「能力開発推進部」の皆さん全員に質問です。自己紹介を100文字でお願いします。
(〇 良い例)
「能力開発推進部」の皆さん全員の自己紹介を掲載します。
以下の質問にお答えください。
・名前
・趣味や特技
・休日の過ごし方
・仕事でモットーにしていることは?
・部署内でチームワークを感じられたエピソードは?
・もうすぐ夏!「夏の歌」といえば、どんな曲が好き…?
お悩み3
部署のメンバーの写真が、毎回同じような写真になってしまいます
解決策
思い切って、写真に「テーマ」を与えて、
撮影のお願いをしましょう。
毎回、証明写真のような、棒立ちの写真や
顔のアップになっていませんか?
社内報には、ある程度の「楽しさのスパイス」が必要です。
せっかく「自己紹介」してもらって写真を載せるなら、
こだわってみてはいかがでしょうか?
<実例集>
(× 良くない例)
自己紹介と一緒に、顔写真も掲載します。1枚ご提出ください。
(〇 良い例)
自己紹介と一緒に、顔写真も掲載します。
今回の写真テーマは「私のやる気を表現したポーズ」です。
ガッツポーズ、腕まくり、PCと向き合って仕事中のようすetc
皆さんの「仕事に対するやる気」を写真に撮ってご提供ください
お悩み4
単純な「業務紹介」に何かをプラスしてみたいけど、
あまりくだけた内容にはしたくない
解決策
キャッチフレーズを付けてもらおう!
部署紹介の文章にプラスして、
その部署を端的に表す「キャッチフレーズ」を付けてもらい
紹介してみましょう。
そのキャッチフレーズを、目をひくように
大きく掲載すると見出しの効果も期待できます。
<実例集>
(× 良くない例)
部署の雰囲気はどうですか?
(〇 良い例)
「能力開発推進部」の役割や、そこで働くメンバーの雰囲気に
キャッチフレーズを付けるなら、何でしょうか?
「チームワーク抜群の社内教育集団」
「女性が活躍する、明るいチーム!」
など、他部署の方に“アピール”するつもりでお答えください。
いかがでしたか?
工夫次第で、さまざまなパターンで見せることができる
「部署紹介」ページ。
社内報担当者の皆さんの腕の見せ所です!
- 参考記事
- 執筆者
ディレクターA(40肩の治し方、誰か教えてください…)