「話し言葉を、書き言葉に換えた方がいいですか?」
今回は、皆さんからよく相談を受けるこの質問について
ブログでお伝えしたいと思います。
ビジネス文書では
話し言葉(口語表現)を
使わない
私たち社会人は、ビジネスにおける文書では話し言葉を使いません。
公式文書や企画書で口語表現を使ってしまうのは
ルール違反といえるでしょう。
ビジネス文書は「書き言葉」が基本です。
(例)
×個人でやる仕事
○個人で取り組む仕事
×当社的には、よいデザインだと考えた
○当社は、よいデザインだと考えた
×開発部全員が見れるシステム環境だ
○開発部全員が見られるシステム環境だ
×すごい新しい方向性
○すごく新しい方向性
×~だなと思います
○~だと思います
×~したんですが
○~したのですが
×それなら
○それならば
社内のコミュニケーション活性化ツールとはいえ、
社内報も上記のような書き言葉にすることが大切です。
ただし、企画によっては、以下のようなことも
どんどんトライしてみましょう。
“あえて”口語表現を
使うテクニックを
取り入れよう
ビジネス文書の基本「書き言葉」を守りつつ、
あえて、口語表現を取り入れることで、
社内報が「より読まれる」ようになることもあります。
たとえば、タイトル部分。
(書き言葉で硬い印象を残すタイトル)
中堅社員が本音で回答する「私のトラブル対処法」
(話し言葉でやわらかい印象にしたタイトル)
中堅社員がズバリ本音回答「私のトラブル対処法」
(さらにキャッチーにしたタイトル)
中堅社員のホンネTALKを参考に! ズバッと回答「私のトラブル対処法」
いかがですか?
「社内報」はビジネスにおける公的文書ですが、
あくまでインナーコミュニケーションです。
企画の趣旨に合わせて柔軟に書き換えると
よいですよ。
(もちろん、社長が経営方針を語るページでは、
これらの“くずし表現”はNGです)
楽しい雰囲気、和気あいあいとしたテンションを
ページで表現したいときには、
あえて書き言葉をくずして、
フランクに読者に語り掛けるようなタイトル表現を使ってみてください!
■参考記事
社内報 原稿の基本
執筆者/ディレクターA
このブログは書き言葉と話し言葉のMIXでお届けしております♪