社内報担当の皆さん、こんにちは。
今回は社内報の人気コーナーのひとつである、ご結婚やご出産情報を掲載する慶弔欄について取り上げてみたいと思います。
定例企画の人事情報コーナー
人生の大きなイベントである、結婚や出産。
同僚が結婚したり、いつもは怖い(?)上司にお子さんが生まれたりといった話を聞くと、ほっこりした気持ちになれますよね。
慶弔欄を定例企画として、毎号必ず掲載している企業も多いことでしょう。
でも、名前・日付といった文字情報だけになっていませんか?
もちろん間違いではないのですが、少し工夫をすることで事務的な報告ではなく企画として成り立ちます。
結婚情報のひと工夫
2人の晴れの日である結婚式の写真を提供してもらえるように打診してみましょう。
最初は恥ずかしいという思いが当人にあるかもしれませんが、
実際に誌面になると良い思い出になったという声も聞かれます。
ご両親や親戚に社内報を見せたら、思いのほか喜んでいたというエピソードもあるんですよ。
写真が難しいようでしたら、予算に応じてイラストを入れるのも効果的です。
文字以外の要素があると、グッと誌面が華やかになります。
出産情報のひと工夫
結婚情報と同様、お子さんの写真があると誌面が華やかになります。
読み方が複数ある漢字もあるため、名前に振り仮名をつけると良いでしょう。
お子さんの名前の由来や、初めてパパやママになった心境を一言コメントとして寄せてもらいましょう。
また、お子さんつながりで別の企画に派生させることもできます。
例えば誌面上でフォトコンテストをしてみてはいかがでしょうか。
テーマは季節のイベント「こどもの日」「夏休み」「クリスマス」などや「はじめての○○」としてテーマを変えるのも良いですね。
○○に当てはまる言葉には「お手伝い」「挑戦」「旅行」などなど、テーマは無限に挙げられます。
個人情報の取り扱いに注意しましょう
平成17年4月に個人情報保護法が全面施行されました。
日本を取り巻く環境変化を踏まえて、法律適用の拡大をするといった改正が行われています。
慶弔欄に記載する情報を入手する際には以下のことを今一度確認してみてください。
✓社内報掲載のために情報を使用する
✓社内報への掲載以外使用しない
✓入手した情報はしっかり管理する
会社の規模が小さいから大丈夫ということはありませんので注意しましょう。
人事関連部署と連携して、慶弔届に「社内報掲載の可否」について項目をつくるようにしてください。
結婚・出産情報を掲載するにあたって、名前や日付が間違っていないか入念にチェックするようにしましょう。
人生の節目となった日を間違えて掲載してしまっては、協力者である読者の信用を失いかねません。
取り扱いに注意しながら、ご本人の記念になるような誌面づくりをしていきましょう。
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執筆者:ディレクター 高橋
焼き物の街、瀬戸に遠征。
とんぼがたくさん飛んでいました。
夏も終わりですね。