社内報 「インタビュー取材の困った!」を解消するヒント

社内報担当の皆さま、こんにちは。

 

社内報企画の中でもインタビューは人気コーナーの一つです。

インタビューをしていると「時間が足りない!」という事態に陥ったことはありませんか?

他にもインタビューに関連する悩みはいろいろあるのではないでしょうか。

今回はそんなピンチを解消するためのヒントをご紹介します。

 

 

お悩み1

どんな質問をしたらいいか分かりません…

インタビュー企画の主旨を改めて振り返った上で、質問項目を考えましょう。

企画内容が取材対象者の“人となり”を紹介するものなのか、

新規プロジェクトや新商品に携わった人に、それらについて解説してもらうのかによって、

聞く内容が異なります。

インタビュー対象者の携わっている仕事、所属している部署についての事前調査を進めていくとおのずと聞くべき質問が見えてくるものです。

的外れな質問にならないように事前準備をしっかりしましょう。

 

 

お悩み2

初めて会うので、どんな人なのか気になるけど…

社内報担当の皆さんが思われる不安は、きっと取材対象者も同じです。

事前に取材の申し入れをする際に、お互いの緊張をほぐせるといいですね。

電話でインタビュー取材の依頼をする際には、相手がどんな人であるかを知るきっかけになるものです。

声のトーン、話すスピード、聞き取りやすさ、これらの情報だけでも知っているのと知らないのとでは大違いです。

また、事前にどんな人かを知るためには、周りの口コミも役立ちます。

取材対象者を知っている人がいたら、どんな人か聞いてみましょう。

 

 

お悩み3

聞きたいことがうまく聞き出せないんです…

事前に聞く内容をピックアップしたインタビューシートを取材対象者に送付しておくことをおススメします。

取材を受けることは決まっているけれど、当日にならないと何を聞かれるか分からないというのは、取材対象者も不安です。

 

例えば……

 

Q.現在の仕事内容について教えてください。

→9月から新プロジェクトのメンバーになったと伺っています。
新プロジェクトの概要にも触れながらお話しいただきたいです。

 

想定質問に加えて、なぜその質問をしたいのかについても一言触れておくと社内報担当者の意図も伝わりやすくなるでしょう。

なんとなくでも聞かれる内容を知っていると、インタビューを受ける人も安心です。

 

 

お悩み4

インタビューの時間が足りなくなってしまいます…。

話が脱線したり、取材対象者に急な仕事が入ってしまった!などの緊急事態で、インタビュー時間が短くなってしまったときは、

慌てずにどうしても聞いておきたい質問、本人から語ってほしい内容を優先的に聞くのがポイントです。

そのためにも、先に紹介した「インタビューシート」を手元に置いておき、チェックしながら進行するのがおススメです。

ライターなどの外部スタッフに依頼している場合も、これだけは聞いてほしい質問項目を事前に伝えるようにしましょう。

 

とはいえ、話が脱線することはよくあるものです。

そんなときには勇気を出して「ところで、○○についても伺いたいのですが――」と話題を転換するのも社内報担当者の大切な役割です。

 

 

取材対象者によって仕事内容も違えば、もちろん性格も異なります。

一つとして同じインタビューがないのは当たり前のことです。

さまざまな人と接することができるのが、社内報担当者の仕事の醍醐味の一つです。

大変なことも多いかもしれませんが、せっかくの機会を楽しみながらインタビュースキルを磨いていきましょう!

 


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執筆者:ディレクター 高橋

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