社内報担当の皆さまこんにちは。
昨今「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。
企業が持続可能な発展を遂げていくために、
利益を上げ続けていくことはもちろん大切ですが、
働く社員の多様性を認める企業文化も重要視されるようになっています。
性別に関係なく活躍する社員を紹介するのは社内報の役割の一つです。
その一つのアイデアとして育児に積極的に参加している男性社員がいらっしゃるようでしたら、
社内報に登場してもらってはいかがでしょうか?
イクメンをサポートする企業が増えています
育児に積極的に参加する男性(メンズ)を略して「イクメン」。
皆さんの周りにはいらっしゃいますか?
こんな統計をご存じでしょうか。
「平成 29 年度雇用均等基本調査」によると、男性が育児休業取得した割合は5.14%でした。
ちなみに平成28年度の同調査では、3.16%と少し進捗したもののまだまだ低い水準です。
一方で、育児休業を取得したいと考えている男性は30%程度いるという結果もあります。
積極的に子育てに参加したいという男性は増えており、
このような背景から男性をサポートする企業も増えている傾向にあります。
そもそも育児休業制度は、女性しか取得できないと思われている人もいらっしゃるかもしれませんが、男性も取得することが可能です。
人事部や総務部で勤務されていれば当たり前のこととして思われるかもしれませんが、
会社の制度をよく分かっていないという社員もいらっしゃいます。
ぜひ社内報を通じて制度の紹介、ロールモデルの紹介をしてみてはいかがでしょうか。
先輩パパの体験談を紹介しましょう!
会社として多様な働き方を推進しているのでしたら、
社内報を使わない手はありません。
育児休業を取得してみたいけれど…と思われている男性社員の不安を払しょくするきっかけになるかもしれません。
仕事と育児の両立の仕方、育児休業を取得したことによるメリット、ご本人の変化なども紹介できると良いですね。
誌面にはお子さんと一緒の写真を掲載することをおすすめします。
ふだんは見せない表情や意外な一面を写真で紹介することで、
同僚とのコミュニケーションのきっかけになりますよ。
また、ご本人のコメントにプラスして同僚や上司の声を紹介しましょう。
社内報に掲載することで、情報共有になります。
いざ自分の同僚が育児休業を取得するとなったときに、事前の知識があることでスムーズな引継ぎができることでしょう。
座談会もおすすめです!
先輩パパが多くいらっしゃる会社であれば、
座談会を開催するのもおすすめです。
育児といっても一つとして同じことはありません。
さまざまなケースを社内報で紹介することで、
今後育児休業を取得してみようと考えている人の背中を押してあげる、そんなきっかけになるかもしれません。
また座談会に参加していただく社員には、育児という共通の話題で横のつながりをつくることができます。
社内報への参加意識も高めることにつながります。
いかがでしたか?
ワーキングマザーをご紹介する企画が定着してきたら、
次はイクメン特集を発信するのはいかがでしょうか。
性別に関係なくイキイキと働ける職場環境づくりの一つのきっかけとして、
社内報が活用できるといいですね!
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執筆者:ディレクター 高橋
再放送の大河ドラマがクライマックスです。
別の大河ドラマが再放送されることを願ってます。