家族に仕事を理解してもらえない状態は、家庭でストレスを溜めることにつながりかねません。家族のため、会社のため、お客様のために、一生懸命に汗をかいて仕事をしていても家族の理解が不足しているとモチベーションの低下に…。そんなときに役立つのが社内報! 家族にも興味深く読んでもらい、夫や妻、ご子息の勤め先の企業がどのような仕事をしていて、どのような形に社会に貢献しているのか理解促進を図りましょう!
社内用語・専門用語をわかりやすくしましょう!
社内報を家族向けに配布する上でまず気をつけたいのが、社内用語や専門用語が多く説明不足になっていないかというポイント。社内では常識として身についている知識や用語も、ご家族が読んだときのことを意識して、敢えて平易な表現に書き換えるなどの工夫が必要です。
社内のメンバーのみで校正を進めると、実は外部の読み手にとっては伝わりにくい表現をスルーされてしまうことも多いので、外部のプロの校正スタッフに指摘してもらうのも有効な手段の一つです。
ご家族向けの企画を作りましょう!
お父さんやお母さんの職場をお子さんが訪問するという社会見学を実施している企業もあるかとおもいますが、社内報を通しても職場の様子を伝えることができます。普段見慣れた職場でも、ご家族の方々にとっては新鮮そのもの。どのような設備があって、どのような雰囲気の職場で過ごしていて、どのような人たちと一緒に働いているのかなど、従業員にとっては当たり前すぎるシーンを切り取って見せるだけでも、ご家族の目には興味深く映るものです。
特にお子さんに対して職場の雰囲気を伝えたい場合は、インスタグラムの投稿のように、雰囲気をうまく切り取った写真を掲載すると興味喚起を促すことができます。社内でインスタグラムを活用されている従業員の方がいらっしゃる場合は、写真の撮り方について相談してみるのも良いのではないでしょうか?
お客さまの声を載せましょう!
社内の情報だけを掲載していても、どのような仕事をしているのか具体的にイメージしてもらいにくい…。そんなときは、お取引先の声やエンドユーザーの声を掲載してみましょう。
・この部品が、こんなところに役に立っています!
・このサービスを使って感動しました!
上記のようにお客さまから実際にいただいた声が掲載されていると、「家族のためだけじゃなく、社会のためにも働いている」という認識を持ってもらいやすくなります。また、従業員の努力が可視化されることで、従業員自身が仕事に誇りを持つことも期待できます。
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【執筆者】
ディレクター 水谷
小さな子どもに「おじさんって仕事はどんなことしてるの?」と聞かれると、答えに詰まってしまいます。事細かに説明することもできるのですが、伝わらなければ意味がない…。サッカー選手、Youtuber、お医者さんなど、子どもの憧れの職業上位は一言で分かりやすくどんな仕事かが伝えやすいものばかりですよね。