社内報では働く社員を撮影する機会も多いのではないでしょか?
そこで、こんなやり取りしたことはありませんか?
社内報担当者「はーい!写真を撮りますよ!」
取材者「……どんなポーズをとったらいいですか?」
ただでさえ普段慣れない写真撮影。撮影される側はどんなポーズをとったらいいか困惑してしまうもの。ポーズを指定せずにそのまま撮影を続けてしまうと、なんだかパッとしない棒立ちの写真となってしまいます。
こんなことを避けるためにも、事前にとってもらいたいポーズを想定しておきましょう。「こんなポーズをとってもらえますか?」とコミュニケーションを取るうちに撮影される側もリラックスできますし、何より写真の仕上がりが変わってきますよ。
今回は社内報撮影で使える人物撮影ポーズを集めてみました。ぜひご参考くださいね。
社内報で即使える! 人物撮影ポーズ集
【1人の場合】
社員1人を撮影する場合、撮影される側は集団の撮影よりも緊張している場合がほとんど。しっかりポーズを指定してあげて、緊張をほぐしましょう。
ポーズ1 腕を組んでもらう
プロのカメラマンでもよく使うポーズです。腕を組むポーズは、自身に溢れた活発なイメージを想起させますので、役員や優秀社員紹介などでオススメのポーズです。
ただし「偉そう」という印象を受ける方もいます。新役員に親しみを持ってもらいたいなどの意図がある場合は、別のポーズにしましょう。
ポーズ2 普段使っている鞄やPC、ファイルなどを持ってもらう
ナチュラルな普段の雰囲気を写真でとらえたいなら小物を活用しましょう。小物を持ってもらうだけで自然とポーズが決まり、撮影される側も業務で使っているものを持つことで、自然とリラックスできます。
ポーズ3 振り返ってもらう
「いつもと違う写真を撮りたい」のであれば、振り返りを狙ってみましょう。自然かつオシャレな写真が撮れますよ。撮影では、何度かゆっくり振り返っていただくようお願いし、連写モードなどで撮影しましょう。
ポーズ4 椅子に座ってもらう
いざ人物撮影となると、意味もなく立って撮影していませんか? 椅子に座っていただくことでリラックスでき、より自然な表情が撮りやすくなります。さらに足を組んでもらったり肘かけを活用していくとさまざまなポーズが引き出せます。
ポーズ5 壁にもたれてもらう
壁にもたれることで体の重心が変わり、いつもと表情が違う写真が撮影できます。
壁にもたれすぎるとだらしない印象を受けることもありますので、調整して行ってくださいね。
そのほかのポーズ
「手かざし」のポーズはどんな誌面でも使いやすく汎用性が高いことが特徴です。難しい業務内容を伝える誌面の添えることでやわらい印象に。アイキャッチ効果も高いので、誌面におけるデザインのポイントになります。
ガッツポーズは元気な印象を与えます。新入社員紹介や優秀事例紹介などにはぴったりですね。
口に手を当てて叫んでいるようなポーズ、メガホンなどの小道具を用いたポーズは、より注目したいトッピクスで掲載すると効果大。インパクトもあるので目を引きます。
【二人以上の場合】
二人以上で撮影をする場合、ポーズ指定をしないままでは全員バラバラのポーズになってしまい、まとまりのない写真になってしまうことも。しっかりとポーズをしてあげることで、写真の仕上がりが格段に上がります。
さらに二人以上の場合の撮影はポーズはもちろん、それぞれの立ち位置も意識する必要があります。どなたを真ん中で撮影するのが適切かなどを、役職やポジションなども鑑みながら指定してあげましょう。
ポーズ1 背中合わせ
二人を撮影する場合なら背中合わせはいかがでしょうか? 簡単にできるポーズである上に「チーム感」が出るためプロジェクト紹介などで有効です。背中合わせになっていただいた上で「腕を組んでください」「腕は横に」など腕のポーズ指定を入れてあげるとより親切ですね。
ポーズ2 2列に立ってもらう
4人以上で撮影する場合は2列になってもらうとまとまりが出ます。後ろの人は前の人の間から顔を出してもらうように指示すれば、全員の顔をしっかりと撮ることできます。
ポーズ3 迫力を出したいなら三角形
写真に迫力がほしいなら、三角形を作るように立ってもらうのがオススメです。写真に奥行きが出て迫力が出ますし、チーム感もあります。ただし、撮影する人数が偶数より奇数の方が綺麗です。
いかがでしたでしょうか?
さまざまなポーズを知っておくことで、ゆとりを持って人物撮影に臨むことができます。
ぜひ撮影の際は今回ご紹介したポーズを試してみてください。
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【執筆者】
ディレクター 後藤
GWにタイに行ってきました。すっかりタイ料理の虜です。