社内報担当の皆さまこんにちは。
早いもので、今年もあと2カ月(!!)
そろそろ新年発行号に向けて準備を進めているご担当者さまもいらっしゃるかと思います。
新年号・1月号の定番企画といえば、経営トップの年頭所感です。
今回は年頭所感の掲載方法や準備の進め方についてポイントをご紹介します。
年頭所感を掲載する意義とは?
社長をはじめ経営層がどのような考えを持っているのかを社員と共有することは、組織の連帯感醸成や、担っている仕事の意味を再確認することにつながります。
経営層が社員一人ひとりと向き合う時間が取りにくいのであれば、社内報を活用しない手はありません。
ぜひ、新年を迎えるにあたって経営層が思うことや今後の方向性について伝えましょう。
今年の総括、来年の抱負・課題・展望、現在直面している課題、それら課題に対してどのように対策していくのかなど、経営陣自らの言葉で伝えることで説得力が増します。
原稿準備をはじめましょう!
年頭所感を掲載するにあたって、大きく3つの方法があります。
①本人に書いてもらう
対象となる役員に依頼して、原稿を寄せてもらいましょう。
いただいた原稿は原文を尊重して掲載するのが基本になるため、字数や執筆してほしいテーマにズレがないように、しっかり伝えるようにしましょう。
②社内報担当者が取材をする
社内報担当の皆さまが、社長や役員に直撃取材するのも企画になります。
取材時の臨場感を出すための手法として本文をQA形式にすると、一人称で語るような文章とは違った印象になります。
立て付けは直撃取材としても、実際の取材時は、ご本人がおっしゃったことがしっかり誌面に落とし込めるように事前準備を怠らないようにしてくださいね。
③外部スタッフに依頼する
予算がとれるようでしたら、外部のライターに取材をしてもらい原稿を仕上げるのも一つの方法です。担当者さまの時間や労力が軽減につながるメリットがあります。
原稿にプラスアルファの要素を入れましょう
誌面が活字だらけになると、せっかく想いのこもった原稿であっても読み手にとって伝わりにくくなるものです。
お顔写真も掲載されていると、ページをめくっていても目にとまりやすい傾向にあります。
実際に語っているときの写真は誌面に臨場感を与えることができるなど、写真掲載によって読者に読んでもらえる誌面に近づきますので合わせて検討してみましょう。
他にも今年の抱負は社長の直筆にする、業績の今後の見通しなどは数字の羅列にするのではなくグラフを用いるなどして、視覚的に見やすくなるように意識してみましょう。
スケジュールはゆとりをもって!
12月は一年の締めくくりとして業務が立て込む、年末のご挨拶で外出が続くなど、なにかと忙しいものです。他にも忘年会など年末ならではのイベントもたくさんあります。原稿を書いてもらう期間はもちろんですが、取材の日程調整やその後の原稿確認の時間もしっかり押さえるようにしましょう。
紙媒体で発行している場合は、印刷納期にも気を付けてください。
1月の仕事はじめに配布したいのであれば、12月中に印刷が終わっていないと間に合いません。
いかがでしたか?
ビギナー担当者さまにとって、経営層と接する機会に緊張される方も多いかもしれません。年頭所感コーナーは「社員と役員をつなぐツールをつくっている!」というやりがいにつながると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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執筆者:ディレクター 高橋
涼しくなってきたので、
ジャージを求めて古着屋に行こうと思います。