社内報に載せる記事、どんなふうに決めていますか?
「ずっと載せているから・・・」「他でこういうことをやっているから・・・」など、
なんとなく決めるケースもあるかと思いますが、
実は、会社の規模や社風、抱えている課題によって、必要となる企画は各社異なります。
より読んでもらえる社内報、読んだ人が「ためになった」と思える社内報を目指して、
ブラッシュアップしていきましょう。
今回は、具体例を挙げてご紹介します。
【ケース1】
(課題)
新体制が発足したけど、イマイチ現場に浸透していない・・・。
↓
(期待すること)
新体制の意義や目的を、わかりやすく伝えたい。
そして全員が足並みをそろえて前に進めるようにしたい。
↓
(企画例)
「組織図から読み解く! わたしたちが期待すること・されること」
各課のスタッフがそれぞれ、自らが所属する部署が「社内・社外から期待されている」
と思うことを伝えます。
全部署のミッションを現場レベルで噛み砕いて説明されていると、全体像が見え、
どんなことをどの部署に相談(依頼)すればよいのかがわかり、
部署を横断した新事業などが生まれやすくなります。
【ケース2】
(課題)
従業員のハングリー精神が不足している・・・。
↓
(期待すること)
もっと熱いハートでどんどん新しいことにチャレンジしてほしい。
↓
(企画例)
「部署対抗誌面自慢」
例えば手作り弁当をテーマに「おいしそうなお弁当決定戦」や、
「部署No1スピードスター☆仕事のコツ」など、
いい意味での対抗心をあおってモチベーションUPを狙います。
【ケース3】
(課題)
外出が多く、みんなで顔を合わせる機会が少ない。
↓
(期待すること)
従業員同士が連携して仕事に取り組める雰囲気を作りたい。
↓
(企画例)
「誌面インスタグラム」
できるだけ多くの人に、写真1枚とコメントを投稿してもらいます。
仲間の人となりに触れることで、相手に親近感がわき、会話のきっかけになります。
いかがですか?
課題に対し、その課題が解決するときのゴールを設定すること、
そのゴールにたどり着くには、どんなことが伝わればいいのか考えることが、
効果的な企画を生むコツです。
さらに、そこに楽しさやユーモアを加えると、みんなに読んでもらえる企画になると思います。
ぜひトライしてみてくださいね。
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執筆者:ディレクター 河合
いちご好きの私にとって、
あまおうが出回るこの季節はハッピーシーズンです。