社内報担当の皆さま、こんにちは。
社内報企画の定番、自己紹介コーナー。
皆さまも、新社長就任、新入社員や中途社員の配属、人事異動など、企画に応じて自己紹介文を依頼することが多いかと思います。
今回は社内報担当者さまに気を付けていただきたいポイントについて取り上げてみます。
定番企画だからこそ、ひと工夫を!
新しく配属されてくる人がどのような人なのか…。
受け入れる側もそうですが、受け入れられる側にとってもご自身のことを知ってもらうきっかけになります。
「顔写真と名前が一致してれば良いのでは?」という考え方もあるかもしれませんが、
社内報は職場のコミュニケーションツールになることから、自己紹介文の掲載はひと工夫したいものです。
依頼の仕方によって掲載内容に差が出てしまいますので、客観的な立場で見ることができる社内報担当の皆さまが配慮するようにしましょう。
ついつい書いてしまうNGワード
以下の自己紹介文はよく見られるパターンです。
2020年5月1日付で配属になりました、田中と申します。早く仕事を覚えて、会社の発展に貢献したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
良さそうに見えますが、以下の改善点があります。皆さまの社内報をお手元に用意していただき、チェックしてみてください。
✓配属日、名前などの基本情報は、お顔写真などと合わせて記載していませんか? 重複していませんか?
✓「早く仕事を覚える」「よろしくお願いします」などの定型文ばかりになっていませんか?
✓人柄が感じられる文章になっていますか?
ポイントはご本人しか知らない情報を書いてもらうことです。
配属日や名前などの情報はすでに公開されている内容ですし、挨拶などの定型文は本人でなくても書ける内容です。
依頼時に原稿執筆フォーマットを活用するのもおすすめです。
誰一人として同じ人はいませんので、依頼時に書いてもらいたい内容をしっかり伝えるようにしましょう。
掲載写真もひと工夫してみましょう
自己紹介文と合わせて、お顔写真を掲載することが多いかと思います。
社員証の写真や免許証の写真といった、証明写真を掲載するケースが多く見られますが、
ひと工夫することをおすすめします。
例えば、趣味が分かる写真を掲載するのも一つのアイデアです。
新任役員の自己紹介文であれば、若手社員時代の写真、新入社員の自己紹介であれば学生時代に熱中したことが分かる写真など、現在の写真と併せて掲載することで、違った切り口で企画を展開することができます。
仕事では見られない一面が少し見えることで、印象は変わるものです。
実際コミュニケーションのきっかけになったという声も聞かれますよ。
いかがでしたか?
今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、貴社ならではの自己紹介コーナーを作ってみてはいかがでしょうか?
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執筆者:ディレクター 高橋
暑い日が増えてきたので、
水筒の中身を温かいお茶から冷たいお茶にしました。