本当は「こだわるべき」なのですが、社内報の担当者の皆さんが、ついついおろそかにしてしまうポイント、意外と(!?)忘れがちな大切なことについて今日はお話しします。
それは「タイトル、手を抜いていませんか?」ということです。
タイトルが弱いと企画の力も弱くなる!
「記事の原稿が良ければOK!」と考えておられる担当者も多いことと思われますが、間違いではないのですが、せっかく良い原稿が書けても、タイトルが弱いと読み手の興味が湧かず、結果、ページの「力」、企画の「訴求力」が弱くなってしまいます。
では、力強いタイトル、読み手に訴えかけるタイトルにするには、どうしたらよいのでしょうか。コツがありますので、その一部を今日はお伝えします。
コツ1. ありきたりな言葉を排除してみる
社内報を読んでいると、何度も出てくる単語がありませんか? 例えば「社員」「●●を紹介します」「●●をリポートします」「●●の際の写真をご紹介します」etc. これらの「ありきたりな言葉」が企画タイトルに入っている場合は、違う言い回しを考えるなど見直すことで、ぐっと良いタイトルになります。
コツ2. 驚きの感情を表す言葉を入れてみる
「できる社員の営業術」→「え!まさか!? できる社員の営業術」
のように、人の気持ちをあおる感情を端的に表現した言葉を入れてみましょう。「え!」「あっ!」などです。上の例では「いざ!」と入れてみました。
実際、小林製薬さんはCM等で
「小林製薬」→「あっ!小林製薬」
とタイトル(社名)を連呼していて、人々の記憶に残っています。
コツ3. 数字、逆説的表現を効果的に使う
社内報は、日々多忙な社員に何とか読んでもらうための工夫が必要です。タイトルにも具体的な数字を入れて完結にまとめましょう。「3つの法則を厳守して業務改善を!」「5分で読める株主総会 完璧リポート」等。
また、上の例のように「失敗から(成功を)学ぶ」等、逆説的な言葉の組み合わせも意識して! 「創るために壊す! 組織改革における社長の本音インタビュー」「泣けるほど笑った!同好会日誌」など。
執筆者:ディレクターA
夏の運動時にマスク代わりに着ける「バフ」を買いました。首の日焼け防止にもなるので、庭仕事のときにも重宝しています。