社内報担当に就任した皆さまこんにちは。
今回はビギナー担当者さま必見! シリーズ第三弾として、
よく聞かれるお悩みとその対策法をご紹介したいと思います。
CASE1 他の業務と掛け持ちで社内報担当をしているので時間が足りません!
ポイント
協力者を増やす仕組みづくりを目指しましょう
社内報専任担当であることは珍しいケースであり、
ほとんどの企業さまが、他の業務と兼任で社内報制作に携わっておられます。
一人でできることには限界がありますので、ぜひ協力してもらえる体制づくりを目指しましょう。
「どうやって???」という声が聞こえてきそうですが、
各部署、拠点に編集委員を設置する、定期的に情報提供をしてもらえるように通信員を設けるなどが方法としてあります。
ここで編集委員と通信員について簡単に説明しておきます。
編集委員
各部門・主要拠点の代表者に社内報担当として、情報収集や原稿執筆などに協力してもらいます。
人選する際には貴社の組織図を確認していただき、編集委員が集まることで会社の情報が網羅できるようにすることがポイントです。
通信員
“地方や外国にあって一定の契約のもとに新聞社・雑誌社・放送局などにニュースを送る人”
広辞苑より
上記を企業に置き換えるとわかりやすいかもしれません。定期的に自部門の情報を提供してもらう人を指します。
情報収集や企画のアイデア、社内報に対する意見や改善点など、編集委員と通信員制度を活用して、味方を増やしていきましょう。
編集委員や通信員をお願いするときに、具体的に何をしてほしいかを伝えるようにしてください。
例えば編集員であれば、以下のようなイメージです。
✓2か月に1度、1時間の編集会議を行うので参加してほしい
✓写真投稿コーナーを掲載するので、一人一案テーマを考えてほしい
✓各部署や関連部署から社員にお知らせすべき事項を取りまとめてほしい
通信員の場合でしたら…
✓月に一回、社内報編集部からアンケートメールを配信するので回答して、返信してほしい
✓所属部署の中で、珍しい特技や趣味を持っている人がいたら教えてほしい
✓社員アンケートを実施するから自部門のメンバーに配布して、●月●日までに回収してほしい
CASE2 企画が思いつきません…
ポイント
まずは発行目的に立ち返りましょう!
社内報を発行するにあたり、発行目的を決められたことと思います。
経営方針の浸透、社員同士のコミュニケ–ションの活性化、情報共有・収集
仕事への誇りとやりがい向上…企業によってさまざまかと思いますが、
目的を実現するためにどのような内容を載せたらいいのかと考えると方向性が定まっていくものです。
経営方針の浸透で例を挙げてみます。
✓入社式、役員会議、株主総会、新年メッセージなど節目ごとの役員メッセージをわかりやすく解説する企画
✓部署紹介を掲載する際にも、経営方針の達成・実現のために各部署がどのような取り組みを行っているのかを紹介する企画
一つとして同じ社内報はありませんので、他社事例にあまりとらわれすぎずに、
今一度貴社の発行目的に立ち返っていただいた上で企画を検討することがポイントです。
企画を考えるときに、好きな雑誌、毎日読んでいる新聞のコラム、流行している言葉やモノなど、アンテナを張っておくと、案外社内報に応用できることがあります。
日々の情報収集の積み重ねが企画につながっていく場合が多いため、楽しみながら取り組んでみてください。
こちらのブログでは、社内報制作にかかわるノウハウがギュッと詰まっていますので、
お時間のあるときにほかの記事もチェックしてみてくださいね。
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執筆者:ディレクター 高橋
いまさらですが、エプロンを買いました。