社内報制作担当の皆さま、社内報は皆さんに楽しく読んでもらえていますか。
「内容はおもしろいと思うのに、あまり読んでもらっていない気がする…」「社内制作だから、素人っぽさが抜けない。もっとプロの誌面みたいに読みやすくしたい!」ということはございませんか。
あるポイントを押さえて原稿に少し手を加えることで、がらりと読みやすく、読みたくなる誌面になります。今回はそのポイントをお伝えいたします。
Before
社内報の「第二特集」の中の「教えて! みんなのおうち時間」というコーナーを、このようにレイアウトしました。
After
ある5つのポイントを押さえて、原稿を整理してレイアウトしました。より読みやすい誌面になったと思いませんか。
原稿整理の5つのポイント
Point1. 見出しを整理しよう!
このコーナーは、「第二特集」の中に入っています。しかし、記事のカテゴリーが表記されていないので、読者にどのような種類の記事なのか伝わりません。見出しのレベルを整理してレイアウトすることが大切です。
Point2. リード文を入れよう!
「教えて! みんなのおうち時間」という見出しはありますが、このコーナーの概要は、本文を読まなければわかりません。タイトル近くに導入として短い概要文を入れることで、「読みたい! おもしろそう!」と引き込ませることができます。
Point3. タイトルを入れよう!
それぞれの原稿にタイトルを付けることで、ひと目でどんな内容が書いてあるのか分かるので、興味を引くきっかけになりやすく「読んでみよう」と思ってもらえます。
Point4. 執筆者情報をきちんと入れよう!
執筆者の表記が、所属を入れず、名字のみを掲載しているということはありませんか。できるだけフルネームで、どこの部署にいる方か分かるように明記すると、人の間違いも起こりませんし、部署をまたいだ交流が活性化するかもしれません。
Point5. キャプションを入れよう!
写真が入っているけれど、何の説明もしていないということはありませんか。キャプション(写真の説明文)を入れることで、写真を入れた意図や写真にまつわるエピソードが伝わり、読み応えを出すことができます。
まとめ
原稿整理のポイントとして、
・大見出し
・小見出し
・リード
・タイトル
・本文
執筆者 部署・名前(フルネーム・よみがな)
写真
写真のキャプション
を整理することが大切です。
原稿依頼をする際にはこれらを忘れずに書いてもらうよう、事前に伝えておくとよいでしょう。
いかがでしょうか。
5つのポイントを押さえて原稿を整理し、ワンランク上の誌面をめざしてみてください!
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執筆者:ディレクター 大原
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