社内報担当の皆さまこんにちは、お元気にお過ごしでしょうか。
今回は、社内報の制作をする際のネタとして、会社の創業を振り返るメリットについて解説していきます。
創業期メンバーの「思い」を知ってもらいましょう
会社の成長するにつれて創業期の出来事を知らない社員が多くなってきます。すると、創業期のメンバーと成長期のメンバーの間に共通認識がなく、コミュニケーションに問題が起こりやすくなってしまいます。そんな問題を解消するために、社内報で創業時や会社の歴史についての特集を行い、どんな思いで設立されたのかという企業理念や歴史について学ぶ機会を設けましょう。
会社の歴史を知るのは、帰属意識を高める最初の一歩
会社の創業から今に至る歴史とは、先人達の努力の結果です。創業から数々の苦労や困難を乗り越えてきて、今の会社、今の商品があります。そのことを知ってもらうことで、今の自分たちの安定とは過去のおかげと実感できるのではないでしょうか。会社の歴史を知ることで、会社や商品に対しての愛着や感謝が増し、帰属意識(エンゲージメント)が高める「良いきっかけ」になるかもしれません。
会社のことを詳しく知ることは、帰属意識を高めるための最初のステップでもあります。会社の歴史のマイルストーンとして、社内報にまとめておくことは未来の社員に残す財産になりますので、節目のタイミングで特集記事として形に残しておきましょう。
今後の業務にも活かせる先人たちの努力
歴史の長い会社ほど、紆余曲折(うよきょくせつ)があるものです。創業期と今では、事業内容が全然違っていたり、ある時期に方向転換していたりと、ターニングポイントにおいてどのような経営判断がなされてきたのかを知ることは、企業理念を理解する上でも重要な要素になります。
また、震災や不況などの困難な場面に直面した際に、どのように乗り越えてきたか知ることで、これから起こりえる困難にどのように立ち向かっていくべきかの指針になる場合があります。
社内報にて創業や会社の歴史を振り返る企画の解説でした。ぜひ企画候補として考えてみてください。
<関連記事>
執筆者 上野
家の庭でイタチを見かけました。家の溝で水を飲んでいました。ハクビシン、野良猫に続いてイタチまでくるとは…。うちの家は野生動物の通り道になっているようです。