社内報で意識改革! 今こそSDGsの記事を書こう!

社内報担当の皆さまこんにちは。唐突ですが報告や情報共有以外の社内報の役割って何だと思いますか? それはずばり啓蒙活動! 全社員に一斉に同じ情報を届けることができる社内報の特徴であり、意識と行動を変えるきっかけづくりになるのが社内報というツールなのです。自身が作った社内報で組織がより良い方向へと向かっていく…これが社内報担当の醍醐味ではないかと思います。

そして意識改革とセットで最近メディアで語られることの多いSDGs。国際連合広報センターのホームページによると、

持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。


SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは? 17の目標ごとの説明、事実と数字 | 国連広報センター (unic.or.jp)

とあります。ざっくりと説明しちゃえば「地球やすべての人々に対して優しい行動をしよう」という世界レベルで行われている取り組み。ですが「言葉だけでは知っているけど、意外と内容までしっかり把握できていないかも…」なんて人も多いはず。そして、具体的な内容は知らないながらも、意識せずに普段取り組んでいることが実はSDGsだった! なんてことも多いようです。

そこで今回は「普段から何気なくやっているけど実はSDGsな取組みだったんだ!」という取組みをご紹介しましょう。

①コピー用紙の裏をメモに再利用

裏紙のメモ化は日本に根付いた“もったいない精神”ならではの発想。これは紙パルプの使用量が抑えることでき、原料である木材伐採の抑制と森林資源の保護につながります。

「もったいない」という発想や概念自体が日本独自のもので、外国語としてうまく翻訳できないため、世界共通で「MOTTAINAI」という言葉として広まっているのは有名な話です。SDGsに先んじて、もったいない精神で環境保護に貢献してきたことは誇るべきことでもあります。

②エアコンや電球の省エネ化

近年は個人だけでなく企業も消費電力の意識が高まっています。身近な対策として空調の温度設定や照明のLED化を推進している会社も多いのではないでしょうか? これはSDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に該当し、消費電力を抑えることで地球温暖化ガスを抑えるカーボンニュートラル(脱炭素社会)とリンクします。

こうした普段意識していなかった行動が環境への貢献に繋がっているという気付きを読者を与えることで、より意欲的に取り組むことになり好循環を生み出すきっかけになることでしょう。

いかがですか? 実は何気なく日常に根付いている会社の風習も、見かたを変えるとSDGsの取り組みだったと気づきます。こうしたことを特集にすれば、SDGsの取り組みへの意識付けができることかと思います。

環境問題に無関心ではいられない時代だからこそ、記事にしてみてはいかがでしょうか?


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執筆者:ディレクター 宮沢

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