今年も残すところ2カ月弱となりました。社内報担当の皆さんは新春号の作成を進めているところではないでしょうか。
社長、役員のメッセージ、永年勤続表彰など堅い内容が多い新春号。内容が毎年似通ったものになっていませんか。マンネリ化してくると「いつもと同じだから飛ばし読みでいいや」ときちんと読んでもらえなくなってしまいます。
そこで読者が読みやすい、柔らかい内容の企画をプラスαしてみてはいかがでしょうか。目を引く企画があることで、いつもの記事が読んでもらえるようになるかもしれません!
今回はそんなプラスαの企画をご紹介します。
社長による年頭所感
+年賀状
社長が昨年を振り返り、今後の展望を語る年頭所感。堅い内容で小さな文字が並んでいると、読むのがためらわれがち。しかし、会社の方針を語る、全従業員に浸透したい重要な内容です。
そこで年頭所感にプラスして、従業員に向けた年賀状を掲載してみてはいかがでしょうか。年賀状風にデザインし、社長のプライベート写真と手書きの一言コメントを掲載することで、年頭所感とは違う親しみやすさを感じてもらえます。
コメントは従業員のご家族に向けたご挨拶も入れることで社内報を読んでもらうきっかけづくりにもなり、さらに従業員エンゲージメントの向上にもつなげることができます。
部門長によるメッセージ
+川柳
年頭所感を受け、具体的に社員一人ひとりがどのように仕事を進めていけばいいのかを示すため、各部門長からメッセージを発信してもらっている会社も多いと思います。
そこで、メッセージにプラスして部門長ご自身の来年の目標を川柳で詠んでもらうのはいかがでしょうか。
ダイエット マイナス五キロ トライする(寅年だけに)
上司がプライベートでの目標をユーモアを盛り込んで宣言することで、新人も含めた幅広い社員に楽しく読んでもらえる効果があります。また上司が目標を語ることで部下への刺激にもなり、社員のモチベーションアップにもつながるかもしれません。
業界展望
+2022年イベント開催年表
2022年の市場動向や、2022年に自社の業界に関連したイベントの開催情報、押さえておきたい業界のキーワード解説などを掲載している会社も多いと思います。
そこにプラスし、一般事項として2022年に開催されるイベント年表を掲載し、箸休めコーナーを設けてはいかがでしょうか。
例えば、現在以下のイベントが予定されています。
2022年に予定されているイベント
2~3月 冬季オリンピック・パラリンピックが中国 北京で開催予定
5月 世界水泳選手権2022が福岡市で開催予定
秋 西九州新幹線(武雄温泉・長崎間)開業予定
11月 2022 FIFAワールドカップがカタールで開催予定
12月 木造復元された名古屋城天守閣が竣工予定
いかがでしょうか。
新春号は毎年入れる項目が似てきてしまいますが、内容は会社としての今後の展望を語る重要な内容です。
ぜひ、これら「プラスα」の企画を参考にし、読んでもらえる誌面作りを心掛けてみてください。
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執筆者:ディレクター 大原
来年の楽しいイベントを見るとわくわくしますね! 今年こそは予定通り開催してほしいですね。