Z世代に向けた企画を考えてみましょう

社内報担当の皆さまこんにちは。

いよいよ2021年も残すところあとわずか。仕事納めに向けてラストスパートといった感じでしょうか。そんな中、今年の話題といえば、やはり新型コロナウイルス関連ですよね。来年こそは終息してほしい限りです。

このコロナ禍で入社した新入社員は、いわゆるZ世代と呼ばれる若者たち。生まれた時からスマホもSNSサービスも存在しており、これまでの世代とは価値観が違うことで知られています。

そんなZ世代ですが、今後、消費のメイン層になっていくことからマーケティング業界で非常に注目されています。当然、新卒で入社してくる人材もZ世代に該当するため、社内報はZ世代への伝え方を意識する必要も出てきます。

そこで今回は、Z世代に刺さるキーワードで、オススメの企画を考察してみました。

 

Z世代に刺さるキーワード①「レトロ」

レコードやフィルムカメラが若い世代で流行しており、Z世代にとってはアナログ感のあるものがかえって新鮮に映るようです。それは、言い換えれば自分の生まれる前の世代の物事に対して興味関心を持っているということ。この興味を企画に活かさない手はありません。

 

[オススメ企画]

PLAY BACK!! ●●さん

(ベテラン社員の入社当時や若いころのエピソードを紹介。また創業時の商品パッケージや当時の出来事の写真といったものも、Z世代には新鮮に感じると思います)

 

Z世代に刺さるキーワード②「SDGs」

2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震など、思春期に大きな災害を経験しているZ世代。そうした地球規模の危機感に加え、幼少時から“リサイクル”や“地球温暖化”といったSDGsに関連するワードに接する機会が多かったこともあり、環境問題への関心が高いという傾向があるようです。SDGsへの取り組みは、今や企業にとっても必須。会社が行っている環境問題への取り組みを紹介してみてはいかがでしょうか?

 

[オススメ企画]

気づいていますか? その行動、SDGsですよ!

(裏紙のメモ活用など、日本人のもったいない精神はSDGsの取り組みと親和性が高い。何気なくしている会社の風習も実はSDGsの取り組みにつながっていることも多いので、社内調査をしてまとめてみましょう)

 

 

いかがでしたか? マーケティングとしても今後重要なポジションであるZ世代。彼らが興味を持つ企画ができるということは、事業内容によっては業務にも活用できるかと思います。社内報というメディアを利用して、Z世代の興味を探ってみるのも、ひとつの手かも知れません。

 


<関連項目>

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ディレクター:宮沢

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