社内報担当の皆さま、こんにちは。
社内報の制作にあたって原稿を集めたり、ときには自ら執筆したり、校正をしたり…一冊の完成までにさまざまな工程がありますね。
今回は制作工程の中から「写真提供の依頼時」にスポットを当てて注意点をご紹介していきたいと思います。
【重要】企画の趣旨をきちんと伝えましょう!
掲載内容にあった写真を提供してもらうと、誌面にまとまりが生まれ読み手の関心を引くきっかけになります。
「何でもいいので顔写真を送ってください」は乱暴な依頼の仕方です…。依頼を受ける人の立場になり、企画の趣旨に合わせて伝えるようにしてくださいね。
仕事時の写真vsプライベートの写真、どっちが良い?
では、どんな写真をお願いしたら良いのでしょうか。
履歴書に貼るような真面目な雰囲気の写真と趣味を楽しんでいる時の柔らかい表情の写真とでは、大きな違いがありますね。
どのような企画に写真が掲載されるのかを考慮して、写真提供を依頼するようにしましょう。
例:優績者に今期の取り組みを寄稿してもらう
成功事例の共有や仕事に対する取り組みなどといった固い内容の場合、きりっとした表情の写真があると誌面が締まり、しっかりとした印象を読者に与えることができます。
例:新入社員、中途入社の社員を紹介するコーナー
その人となりを紹介する目的もありますので、会社では見られない一面を紹介する意味合いからも、プライベート写真を掲載するのも一案です。社内報を通じてコミュニケーションのきっかけになることがありますので、柔らかい笑顔の写真を提供してもらったほうが、誌面としてまとまりが生まれるでしょう。
写真を提供してもらう時の注意点
スマートフォンで撮影される方が増えていますが、クオリティも高く印刷にも対応できることが多くなっています。とはいえ、注意点もありますのでおさらいしておきましょう。
・明るいところで撮影してもらいましょう
・顔をくりぬいて使用したい場合は、背景がごちゃごちゃしていない場所で撮ってもらいましょう。
・加工アプリの使用は控えてもらいましょう。
・頭頂部など顔の一部が見切れていない画像を手配してもらいましょう。
・寄り過ぎても、離れ過ぎてもNGです。どのくらいのサイズで使用したいのかを伝えましょう。
・マスクは必要に応じて撮影時にだけ外してもらうようにしましょう。
・撮影画像はワードやエクセルに張り付けると、画質が落ちてしまいます。jpgなどのデータで手配してもらうように伝えましょう。
いかがでしょうか?
写真が複数ある誌面の方が、読者にとっても読みやすく、見てもらえる機会が増えるかと思います。
ただ依頼時にポイントを押さえておかないと、結果として再撮影をお願いしなければならない…そんな事態にもなりかねません。
せっかく誌面に登場していただくのですから、協力いただく方に、社内報に載って良かった!と思ってもらえるように、担当者として気遣う姿勢を大切にしたいものですね。
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執筆者:ディレクター 高橋
iPadを買い替え、お絵かきアプリを楽しんでいます。