【社内報】社員紹介の切り口

社内報担当の皆さま、こんにちは。

社内報には会社のイベントや表彰制度の紹介、慶弔欄もあれば写真投稿コーナーもあるなど、コンテンツの種類は会社によってそれぞれです。今回は人気コンテンツの常連といっても過言ではない「社員紹介」の切り口について紹介していきたいと思います!

コロナ禍だからこそ取り入れたい「社員紹介」

皆さまは仕事を通じて、次のように感じられたことはありませんか?

●他部署がどのような仕事をしているのか、どのような人がいるのか知らない。
●よく廊下ですれ違うけれど、あの人はどこの部署の人だろう?
●WEB会議で顔を合わせる機会はあるけれど、どんな人なんだろう?

コロナ禍において、以前と同じように対面での交流が難しくなってしまったと感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人とのつながりを感じられたり、仲間の行動に励まされたり、同僚との横のつながりを創り出せるのが社内報の役割の一つであり、このような時代だからこそ、社員紹介を掲載事項の一つとしてぜひ検討いただくことをお薦めします!

社員紹介といってもどのような取り上げ方をしたらよいのか、例を挙げながら紹介していきます。

 

個人にスポットを当てる

対象者を一人に絞って紹介する方法です。
その人個人にフォーカスを当てたいときに有効といえるでしょう。社長をはじめとする経営層へのインタビューや優績者の取り組みを紹介する際によく見られます。
対象者が一人であることから、取材を受ける方も他者の意見に左右されにくいため、社内報担当の皆さんは深掘りした内容を伺うように心がけましょう。

 

対談形式で紹介する

上司と部下、先輩と後輩、別々の場所で活躍する同期など、テーマによって組み合わせることができます。ぜひ普段面と向かって言えないこと、心のうちを社内報担当者の皆さんが引き出すようにしてみてください。
また冒頭に記載したように、対面では会ったことがないけれど、電話やWEB会議ではやり取りがあるといった場合、誌面で対談を実現し交流を図ってもらうという手もあります。
気になるものの、本人同士だとなかなか言い出せないということはよくあるものです。社内報担当者の皆さんが社員と社員をつなぐ橋渡しのような存在になっていただきたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

社内報担当の皆さんは、限られた誌面の中で掲載事項を決定していらっしゃると思います。
経営層からのメッセージや本業に関するニュース、必ず読んでほしい・知っておいてもらわないと困るなど、載せなければならない内容で手一杯…という声もよく聞かれます。
ただ、社内報制作に携わっている皆さんだからこそ、社員の方々をつなぐ役割があるのではないでしょうか。ぜひ新しいコミュニケーションの輪を創り出していただきたいと思います。

 


<関連記事>

何を書いたら良いのか分からない人、必見! 原稿執筆・寄稿文のヒント

【社内報】お楽しみコーナーのアイデア


執筆者:ディレクター 高橋

スニーカー派ですが、最近革靴もいいなと思い始めました。