知れば知るほど好きになる!会社をもっとよく知るための社内報企画!

最初は興味を持てなかった物事でも、知ることをきっかけにどっぷりハマってしまったという経験に心当たりのある方も多いのではないでしょうか?「知る」ということは「好き」になるための最初のステップです。企業を好きになってもらう方法も同じで、ファンづくりのためにはまず知ってもらうことに重点を置いた広告をよく見かけます。

では、既にその企業に所属している従業員に、もっと会社を好きになってもらうためにはどのような方法があるのでしょうか?その方法のひとつが、社内報を通じて「会社をさらによく知ってもらう」企画です。知ってるつもりでも、意外と知られていない会社の情報は探せば多数存在します。従業員の皆さんには会社のファン以上の「マニア」になってもらうことを狙った企画例をご紹介いたします!

 

 

■重要な気づきが得られるかも?「従業員アナリティクス」で知る

 

平均年齢や男女比など、企業の採用情報に掲載されているような従業員情報は既に周知されている企業は多いかと思います。では、「血液型分布」や「星座の割合」、「出身都道府県の割合」といった細分化された情報はどうでしょうか?おそらくほとんど知られていないかと思います。

加えて「観戦しているスポーツ」、「所有する車のメーカー」などよりパーソナルかつ一般的に対外的には公表する必要のないデータを収集し、解析した結果を周知することで意外な発見につながることがあります。例えば、共通の趣味を持つ従業員同士のコミュニティが形成されたり、今まで知らなかった「我が社の特徴」を知ることで帰属意識の高まりを得られることもあるでしょう。

従業員の皆さんをお互いにより深く知る社内報ならではの企画を掲載し、気づきを与えてコミュニケーションの活性化とエンゲージメント向上を図りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■OB・OGに訊く知られざるエピソード

慶応義塾高等学校が107年ぶりに甲子園優勝を果たした際に、さまざまなメディアがOB・OGを取材していましたが、これはその高校が持つ風土や文化を深堀りするうえでは非常に有効な手段だといえます。企業も同じく、当時を知るOB・OGにインタビューを実施し、沿革には載せきることができないようなさまざまなエピソードを聞き出してみましょう。

ポイントは、事実として起きたことを聞くだけではなく、当事者・関係者としてどのような思いを抱えていたか?という部分にフォーカスすることです。企業の礎を築いてきたOB・OGの思いの共有することで企業風土や文化の醸成にされ、帰属意識の向上へとつながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

組織が歴史を重ね、規模を拡大していくと「従業員がよく知らないこと」も増えていきます。社内報というツールを通して、会社のことを改めて知ってもらい、さらに好きになるきっかけを提供していきましょう!

 

【執筆者】

ディレクター 水谷

ディレクター「絵柄がどうしても受け付けないんだよなぁ…」と思っていた漫画でも、読むとストーリーに引き込まれてしまい、最終的には「この絵柄が好きなんだよなぁ…」になっていることがあります。知らないって状態はお互いにとって損なので「まずは知ること」はとても重要ですよね!