新入社員紹介は、社内報の永久定番と呼べる企画です。入社した従業員にとっては、会社全体に向けて自分の存在をアピールし、人となりを知ってもらう大切な機会。また、読者となる既存従業員にとっても、どんなメンバーと一緒に働くことになるのかを知ることができ、コミュニケーションのきっかけにもなります。
しかし、マンネリ化しやすく、どのような内容で紹介しよう…と、悩む担当者の方が多いのも事実です。
今回は、社内報に掲載する新入社員紹介で大切な、基本的な構成ポイントをご紹介します。
掲載事項は基本情報に+αで「個性」を引き出そう
<基本情報>
・顔写真
・名前、配属先
上記は基本情報で掲載必須項目ですが、工夫しなければ味気のない誌面になってしまいます。まずは目を引きやすい、写真で違いを生み出しましょう。例えば証明写真のような堅い印象よりも、それぞれの個性が出るような笑顔の写真の方がイメージしやすくなります。統一感のためにも、“きっちりとした写真は載せたい”ということでしたら、サブカットとして、好きなポーズをした全身やプライベート写真を載せてみるのはどうでしょうか。写真一つで、グッとその人らしさが出る誌面になります。注意点として、写真を提出してもらう場合は、明確な規定を記入用紙に記載しましょう。特に印刷を前提としている場合は、写真の解像度についてもアナウンスしておくと良いでしょう。
<+α個性>
・入社後の抱負
・出身地
・出身校、学生時代に取り組んだこと(部活やバイト等)
・趣味、特技
・自己の構成要素(円グラフやレーダーチャート等)
・伝えたい一言
等その他個性を引き出す質問
社内報での紹介は、パーソナルな部分を知ることでコミュニケーションのきっかけをつくることができます。同郷や趣味、好きなことが一緒の人がいると嬉しくなりますよね。また、入社後にどうなっていきたいかなどの抱負を書くことで、仕事に対するアピールはもちろん、紹介される本人の意識確認もできます。
その他、グラフを使った紹介方法もインパクトがあり、印象に残ります。例えば性格や能力、得意なことを統一テーマに、自分を構成する要素を項目において割合で表すことで、可視することができ、興味が湧く内容になります。ポイントは砕けすぎるのではなく、親しみやすさを取り入れること。質問内容は、雑誌でよくあるタレントのインタビュー記事も参考にしてみましょう。
新入社員として社内報に掲載されることは、一生に一度だけ。仕事のモチベーションを高める社内報を通しての、社員紹介はメリットも多く有効な企画になります。4月の新入社員入社に向けて見直し、より個性が伝わるような紹介企画となるようブラッシュアップしていきましょう!
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