ちょっとした工夫で、定例企画の社員紹介も変化させよう

社内報担当の皆さんこんにちは。

あっという間に2025年が近づき、気づけば毎年恒例の新入社員紹介を掲載する季節がやってきます。下準備は進んでいますでしょうか。

社内報では新入社員紹介のように、度々社員に焦点を当てた企画があり、その度に従業員の皆さんを撮影して掲載しているかと思いますが、毎回同じポーズになってませんか? 被写体である皆さんの個性を出し、誌面に変化はつけられているでしょうか。

動きを出すには、誌面のデザインだけではなく、被写体に自身に動きをつけてもらうことが大切です。肩から上の顔アップだけでは、似たり寄ったりの誌面になりがちです。ポーズや構図で動きをつけて人となりを引き出し、社内コミュニケーションの活性化に役立つ誌面にしていきましょう。

 

新入社員紹介で変化をつけるには、体も入れよう!

証明写真のような写真が数人並ぶと、大きな変化が見られません。スーツや作業着など、指定の服装であったり、仕事向けのメイクや髪型をしている新入社員の皆さんは特に見分けることが難しいです。アイドルの顔が同じに見える現象がおきてもおかしくありません。

新入社員紹介は、顔を覚えてもらい、存在をアピールするためのせっかくの機会。バストアップにしてポーズをとってもらったり、正面の写真+全身写真も入れて、被写体の個性を写真に落とし込みましょう。

 

正面写真が並んた時の印象…

  

バストアップ・全身を使った時の印象…

 

ポーズのヒントはこちらから↓

社内報で即使える! 人物撮影ポーズ集

 

既存従業員の紹介には、仕事風景も取り入れて!

仕事に没頭している姿は、皆さんの良い表情を捉える絶好のチャンスです。ミーティングで活発に話している姿や、お客様と笑顔で話す姿など、日常のリアルな様子とともに取り組みを発信すれば、職場の雰囲気や従業員の真剣な眼差しを誌面に反映することができます。また、普段見えない職場での様子は、家族にとっては仕事の理解を深めるきっかけや安心材料となり、従業員の帰属意識も高めることができます。その結果、社員の離職率を下げる効果にもつながります。

 

表情を引き出すのは段取り次第

狙い通りの誌面を目指すには、事前に掲載イメージを共有することと、カメラマン役が被写体に向かって声をかけたり指示を出し、撮影現場をリラックスさせることがポイントとなります。その時は“撮る側”の思いばかりをぶつけず、撮られる“被写体”の気持ちを考えて撮影できるよう心がけてください。

依頼の段取りポイントはこちら↓

写真提供依頼時のポイント

社内報 写真撮影時に気を付けたいポイント

見られる・読まれる社内報に向けて、定例企画もちょっとした工夫をして楽しい誌面にしていきましょう。

 

 


<ディレクター 吉田>

年々1年が早く感じています。

ジャネーの法則ですね。